2020年04月15日

病理検査の結果、大腸がんのステージが確定

一昨日、虎の門病院の消化器外科の診察が予定されていました。大腸がんの手術後のフォローアップです。

ドレーンの穴

先月3月17日に大腸がんの手術を受け、その後3月28日に退院

そして一昨日の4月13日が、退院後初めての外来診察のはずでした。

診察をコロナウイルスで延期

しかし、コロナウイルスへの感染が怖いので、診察は延期してもらうことにしました。

予約当日の朝、虎の門病院に電話して、消化器外科の担当の平松先生につないでもらいました。

すると、先生から「やめときますか?」とまず一言。さすがに僕の用件を予想されていました。

そして診察の予約は1ヶ月半ほど延期してもらいました。5月下旬です。

病理検査の結果説明も

実はこの日の外来診察で、病理検査の結果を説明していただくことになっていました。それで最終的な大腸がんのステージが確定するはずでした。

また、ステージの確定診断を確認するだけではなく、摘出したがんや大腸の写真など、病理検査の記録も見せていただくはずでした。

大腸がんのステージ(進行度)は検査で推定できる

大腸がんのステージ(進行度)は、手術前の各種検査である程度推定することができます。

大腸内視鏡検査では、がんの大きさや位置、表面の模様などを確認します。

超音波内視鏡では、がんの粘膜への浸潤度合い(深達度)が分かります。

造影剤を使ったCT検査では、肝臓や肺への転移などが分かります。

僕の場合、こうした検査の結果を見る限りは、「ステージ1」と聞いていました。

なお、ステージは0から4まであります。ステージ1だと初期になります。

確定診断は術後の病理検査で

しかし、最終的には、手術後の病理検査の結果により、ステージの確定診断が下されます。

手術では、腫瘍のある部分の前後合計15〜20センチほどの大腸を切除するのに加えて、大腸の周囲のリンパ節も郭清(切除)します。がんが転移している可能性があるためです。

そして手術後の病理検査では、摘出した大腸と腫瘍を顕微鏡で観察するのはもちろん、リンパ節も顕微鏡で詳しく観察して、がん細胞がリンパ節に転移していないかを調べます。

その結果、もしリンパ節転移があれば、ステージは3以上と診断されます。

自分の病理検査の結果

さて、診察予約日の朝の電話に話を戻します。

この電話で診察は延期としましたが、病理検査の結果は、この電話で教えてもらえました。

予約変更の話が終わると、平松先生は、

「病理の結果も聞きたいですよね。ステージ1でしたよ!」

と教えてくれました。

手術後、ずっと気になっていたので、本当にホッとしました。

ステージ1で、リンパ節転移がないということは、先月の手術をもって治療は終了ということです。

そして、再発のリスクは3%とのこと。

大腸がんとの戦いはこれで終了です!

自分で抜糸

平松先生との電話の最後に、もう一つ聞きたいことがありました。

実は退院直前に、腹腔鏡下手術の際にお腹に開けた5つの穴のうちの1つ(術後しばらくドレーンが入っていた穴)が、完全にふさがっていなかったため、念のため1針だけ縫ってもらっていました。

この糸の抜糸も、一昨日の診察の際に先生にしてもらう予定でした。

しかし1ヶ月半も診察が延期となってしまいました。この細くて硬い糸がいつまでもお腹に残っているのは、お風呂のときなどに地味に気になります。

ということで、平松先生に、

「この糸、自分で切ってもいいですか?」

と聞いたら、

「別にいいですよ」

とのことだったので、糸を引っ張って、皮膚との間に隙間を作り、そこに先の尖ったハサミの刃を突っ込んで、ブチっと切り、皮膚から糸をスルスルと抜きました。

これで手術の名残もなくなり、完全に自由の身になった気がしました。

病理検査の結果も問題なく、抜糸もできて、精神的にも身体的にも自由になった、よい日でした。

改めて、大きな病気はこれで最後にします。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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