2020年12月09日

虎の門病院の発熱外来で新型コロナウイルス の抗原検査を受けた話

先日、急性骨髄性白血病の定期診察のために虎の門病院に行きました。

虎の門病院では、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、現在、入り口で体温チェックと簡単な問診が行われています。

発熱外来での肺のCT画像
(↑肺のCT画像)

僕はこの日の朝はたまたま平熱でしたが、1週間ほど前から夜になると微熱が出るようになり、2〜3日前からは37度台後半の熱が出るようになっていました。

その発熱を入り口での問診で自己申告したところ、「さあさあ、こちらへどうぞ」とVIP並みの待遇で、パーティションで囲われたエリアに個別に案内され、首にバックステージパス(のような患者案内票)をかけられて、そこでしばし待機。

そこで担当の先生が、僕がこの日予約していた血液内科の山本先生と電話で確認をとってくれた上で、僕はこの日は「発熱外来」で各種検査を受けることになりました(涙)。もちろん、新型コロナウイルスに感染していないかの検査です。

発熱外来へ

発熱外来は1階の奥の方にありました。平時は救急のエリアなんでしょうか。

広いフロアにベッドが並び、それぞれのベッドにはアウトドアみたいな緑色の屋根が付いていました。あれはなんだろう?飛沫の拡散を防ぐとか?

そのフロアで採血や採尿をしました。

新型コロナの抗原検査は屋外で

そして、インフルエンザの検査みたいに鼻の穴に綿棒を突っ込む検査も受けました。新型コロナの抗原検査です。

これだけは、飛沫感染予防のため、屋外のロータリーの脇で受けました。

手作り感満載の段ボール製?の仕切りを挟んで、看護師さんと向かい合い、仕切りの穴から看護師さんの手が出てきて、鼻の穴に長い綿棒を入れてゴニョゴニョ。もう片方の鼻の穴にもゴニョゴニョ。こうして採った検体を抗原検査にかけます。

発熱外来にはCTも

また肺炎になっていないかの確認のため、CT検査も受けました。
CTの設備も同じフロア内にありました。

しかし一階の奥にこんなフロアが広がっているとは知らなかった。。。

一通り終わってから、しばらく発熱外来の待ち合いで待ちました。検査もいろいろあるせいか、結果が出るまで結構待たされた気がします。

検査後の診察にて

検査結果が出てから、発熱外来の診察室から呼ばれました。

偶然にも、この日の発熱外来の当直医師は、僕が今年2月の食道静脈瘤の入院でお世話になった若いN先生でした。

N先生によると、抗原検査は無事に陰性だったとのこと(下記写真)。

またCTでも、肺炎は起こしていないとのことでした(冒頭写真)。

しばらく熱が出ていた数日間は、新型コロナウイルス感染の可能性も頭を過ぎったのですが、これで安心しました。

新型コロナウイルス 抗原検査の結果
(↑抗原検査の結果。SARS-CoV2抗原は0.08と1.00未満なので陰性です)

その後、N先生には、いつもの薬を処方してもらい、よかったよかったと病院を後にしました。

家に帰って大事なことに気づく

・・・そして家に帰ってきて、大事なことに気づきました。

「コロナに感染してなかったのはいいんだけど、 そもそもの発熱が解決してないじゃん!!!」

と思っていたら、週末を挟んだ3日後、

「高山さん、そもそもあの日、熱出してましたよね?」

とN先生から電話がありました。

いろいろお話しした結果、以前、主治医の山本先生に予備で出しておいてもらった抗生剤(クラビット/レボフロキサシン)が手元にあるので、それを飲むことになりました。

そしてまた翌週、お電話をくださるとのこと。

その電話が、今日、先ほどありました。

N先生には、「お陰さまで、その後、熱は下がり、一時は咳や頭痛もあったものの、今日はだいぶよくなりました」と報告しました。

先生によると、今日の僕の状態があまり良くなければ、電話での診察として新たに薬を処方しようかとも考えていたようです。

お陰さまでその必要はなさそうです。取り合えず、今飲んでいる抗生剤がまだ数日分残っているので、それを飲み切ることになりました。

N先生の対応、さすがです。患者のことを考えた診療ですね。

もちろん、そもそもは、発熱外来の診察のときに気づけばよかったわけですが(笑)

それでも、そのあとのN先生の対応はすばらしいです。
僕のことを心配して、2度も家に電話をかけてきてくれたわけですから。

ありがたいことです。

このように、N先生を含めて、いろいろな人たちの支えがあって、今の自分の命があるんだということを、改めて噛み締めたできごとでした。

N先生、ありがとうございます!

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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