2020年11月26日

食道静脈瘤の内視鏡検査(胃カメラ)の結果と来月の入院

先週、東京女子医科大学病院に続いて、虎の門病院にも行ってきました。

この日は肝臓内科の入谷先生のオーダーで、食道静脈瘤の検査として内視鏡検査(胃カメラ)を受けてきました。

食道静脈瘤の内視鏡写真(ぼかし)
(再発した食道静脈瘤の内視鏡写真。全面にぼかしを入れています)

すでに見つかっていた食道静脈瘤の再発

今年1月に受けた内視鏡検査で大腸がんとともに食道静脈瘤が見つかり、2月に入院して処置を受けています。(大腸がんは3月に手術

▼入院しました:食道静脈瘤(2020年2月)

しかし、今年7月のCT検査で再発らしき病変が見つかり、その後8月の内視鏡検査(胃カメラ)で、実際に目視で再発が確認されました。

▼食道静脈瘤が再発している模様(2020年7月)

▼内視鏡画像で食道静脈瘤の再発を確認(2020年8月)


この静脈瘤が何かの拍子に破裂してしまうと、洗面器一杯分もの大量の吐血をして、出血多量によるショック死に至る危険性があります。

そのため本当は早く治療をすべきなのですが、8月の検査後に講演などの予定が入っていて都合がつかず、「とりあえず3ヶ月後にもう一度内視鏡検査をした上で、入院にしましょう」と入谷先生と相談していました。

それから現在までの3ヶ月間、硬いものを食べたり飲み込んだりして、食道静脈瘤を刺激して破裂させないように、注意しながら生活していました。

今回の内視鏡検査

以上のような経緯があったため、今回の内視鏡検査でも、特に驚くような所見はなく、予想通り、前回の検査時よりも食道静脈瘤が大きくなっていることが確認された程度です。

また、今回の検査結果に伴い、今回の治療は、前回2月の入院時に行った静脈瘤硬化療法(EIS)ではなく、食道静脈瘤結紮術(EVL)のほうがよさそうだということになりました。

来月12月に入院の予定

その上で、改めて入谷先生と入院の日程の調整をしました。

その結果、来月12月中旬から10日間ほど入院し、内視鏡下でこの静脈瘤を結紮する処置(EVL)を受ける予定となりました。

12月も、ある学会での講演を頼まれているので、その講演の日を外し、かつ、クリスマスや結婚記念日などのプライベートのイベントを避けて、ここしかない!という日程で予定が組めました。

内視鏡検査での食道静脈瘤の写真

今回の内視鏡検査の写真を、本記事冒頭にぼかしを入れて貼っておきました。食道の写真とは言え、静脈瘤もあると見た目はちょっとグロテスクなので、ぼかしました。

もし万が一、何らかの理由でぼかしのない写真を御所望の方は、下の小さなサムネイルクリックしていただければ、きれいな写真が表示されます。

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12月の入院に向けて

正直に言いまして、また入院するのはあまりうれしくありません。

これまでの入院での辛く苦しかった記憶が、まだまだ鮮明に残っているためです。

2013年の悪性リンパ腫の7ヶ月にわたる抗がん剤治療の副作用と、底無し沼に落ちていくイメージ

2017年の急性骨髄性白血病さい帯血移植での、40度を超える高熱や、胃にドリルを突き立てられるような痛み、トイレから離れられない激しい下痢、そして患者仲間の死。

今年3月の大腸がん手術当日夜の、鈍いお腹の痛みと激しい帯状疱疹後神経痛の合わさった、どうにもならない痛み。

入院すると、いつも以上にこうした記憶がリアルに蘇ってきます。

もちろん、今回の10日間の入院では、ここまで辛い状況には至らないはずです。

でも、入院が決まると、また入院の準備に手をつけ始めると、そして入院した病室のベッドに横になって天井を見上げていると、どうしてもこうした記憶が揺り起こされるのです。

しかしそんなことを言っていても仕方ありません。

食道静脈瘤は勝手に消えてはくれません。それどころか、逆に毎日少しずつ大きくなり、破裂のリスク、つまり死のリスクも大きくなっていきます。

今回の入院で、しっかり治療してもらわねばなりません。

入谷先生いわく、食道静脈瘤も、3〜4回ほど再発と治療を繰り返せば、だんだん再発しなくなってくるとのこと。今回の入院で2回目の治療です。

年が明けて来年中に3回目の治療を受け、それで最後としたいものです。

そう言えば、先月病院で偶然お会いした血液内科の谷口先生も、

「高山君の場合は、肝臓そのものが悪くて食道に静脈瘤ができているわけじゃなくて、移植の影響が肝臓に出ているわけだからね。肝臓がよくなっていけば、静脈瘤も再発しなくなるはずだから。」

と言ってくれました。

▼医師の言葉は、何よりも効き目のあるお守り

入谷先生や谷口先生の言葉を信じて、近い将来再発しなくなることを期待しつつ、12月の入院に臨みます。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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