2020年12月14日

稲門医学会にて講演「4回のがん闘病経験から考える医師と患者のコミュニケーションと 信頼関係構築における課題」

昨日オンラインにて開催された「稲門医学会」にて講演させていただきました。

稲門医学会 コミュニケーション

(僕の講演用スライドより)

稲門医学会とは

稲門医学会は、早稲田大学を卒業された、早稲田大学で教鞭を執るなど、早稲田と縁のある医師の先生たちの学会です。

早稲田大学には医学部はありませんが、早稲田を卒業後に他大学の医学部を卒業されて医師になられて医療の世界で活躍されている方もたくさんいらっしゃるんですね。

今回はその稲門医学会の学術集会でした。

▼第4回稲門医学会学術集会 | 日本

講演のきっかけ

今回は、僕の脳腫瘍の主治医である東京女子医科大学 脳神経外科の村垣善浩先生がお声がけくださって、この貴重な機会をいただきました。

女子医大村垣先生と早稲田の縁

村垣先生は、現在、東京女子医科大学先端生命医科学研究所 先端工学外科学分野/脳神経外科(兼任)教授であり、また先端生命医科学研究所の副所長、さらに早稲田大学理工学術院の客員教授でもあります。

そしてその先端生命医科学研究所は、東京女子医科大学と早稲田大学による医工融合研究教育拠点である「TWIns」にあります。

このように村垣先生も早稲田大学と縁が深いため、今回の稲門医学会でも講演されました。

村垣先生の講演テーマは「ロボット技術と未来の手術 -スマートロボットとスマート治療室の開発-」ということで、テレビなどメディアで多数紹介されているスマート治療室「SCOT」が紹介されていました。

<参考>
▼スマート治療室「SCOT」、その完成形が動きだす|Beyond Health|ビヨンドヘルス

講演者は錚々たるメンバー

講演者は、村垣先生の他、薬害エイズ訴訟で有名な参議院議員の川田龍平さんや、補完代替療法についての情報発信で有名な島根大学教授の大野智先生、厚生労働省の医薬・生活衛生局長の方、また医療系ベンチャーの経営者の方など、産官学の各界の医療分野で活躍されているそうそうたる面々でした。

さらに、不思議なご縁なのですが、僕がファウンダーを務める株式会社オーシャンブリッジの産業医をお願いしている宮田俊男先生も、早稲田大学理工学術院の教授に就任されていることから、今回、シンポジウム1の座長を務められていました。

僕の講演の内容

さて、僕自身は、この学会の

シンポジウム2「当事者・市民協働の医療を目指して~当事者・市民が医療に望むこと」

の中で、

「4回のがん闘病経験から考える、
 医師と患者のコミュニケーションと信頼関係構築における課題」

と題して講演させていただきました。

稲門医学会 表紙\

医師と患者のコミュニケーションと信頼関係構築の難しさの構造と、解決策の方向性、つまり、どうしたら医師と患者がより深いコミュニケーションを行うことができ、信頼関係を構築できるのかというようなお話を、僕の4回のがん闘病体験に基づく実際のエピソードを交えてお話しさせていただきました。


稲門医学会 コミュニケーション

このテーマで人前でお話しするのは初めてだったので、前日に慌ててPowerPointでスライドを10枚ほど作って臨みました。

コロナ禍でこうした学会もオンライン開催が当たり前となり、講演も自宅からリモートで可能なので、視覚障害で電車での移動が危ない(そして基礎疾患持ちとしてコロナ感染も怖い)身としては、大変楽になりました。

またこのシンポジウム2は、講演後のディスカッションも盛り上がり、僕自身、大変勉強になり、よい経験となりました。

やはり実際に治療を受け闘病を経験した患者にしか分からないこと、語れないことは、たくさんあると思います。

こうした学会でも、臨床医や研究者だけではなく、患者が入り、実体験を語ることで、医療における新たな課題が見えてきたり、新たな改善策が見えてきたりすることも少なくないのではと感じました。

またこうした機会があれば、できる範囲でご協力していきたいと思いました。

稲門医学会 病歴

さて、大事な仕事が終わったので、明後日からの入院の準備を始めます!

全く手を付けていないので急がねば!汗

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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