内視鏡検査で大腸にポリープが見つかり切除

昨年3月の大腸がんの手術以降、少し先延ばしにしてしまっていた内視鏡検査を、先日受けてきました。
今回の検査は虎の門病院ではなく、横浜市内の病院で受けてきました。虎の門病院の消化器外科の平松先生には事前に紹介状を書いてもらっていました。
大腸ポリープ切除

手術後初めての内視鏡検査

昨年3月の大腸がん手術後、定期検査としてはCT検査で再発や転移のチェックはしていたんですが、内視鏡検査は術後初めてです。
CT検査はしていたため、今回の内視鏡検査でも、何も見つからず、問題なしで終わるかと思って軽い気持ちで受けてきたんですが、結果はちょっと予想外でした。

予想外のポリープ発見

検査終了後に先生から説明を聞いたところ、ポリープが見つかって(写真左上)、そのまま切除したとのこと。思ったよりも検査に時間がかかっているなあとは思っていましたが、ポリープを切除していたとは、少し驚きました。
先生曰く、切除したポリープは念のため病理検査に出すけれども、見た感じでは、特に悪性のもの、つまりがんではなさそうだとのこと。これはポリープの見た目の様子や、切除時の腸の粘膜への浸潤度合いからおよそ見当がつくようです。
ただ、このポリープも、今は良性だとしても、切除せずにそのままにしておけば、いずれ悪性化してがんになる可能性があるとのこと。今回見つかって切除してもらって本当によかったです。

大腸にも静脈瘤が

もう一つ驚いたことがありました。内視鏡検査で撮影した写真を見ながら説明してくれたのですが、大腸の静脈が拡張していたとのこと。
僕は4年前の急性骨髄性白血病さい帯血移植後のGVHD(移植した造血幹細胞による拒絶反応)により、肝機能障害が起きており、それが原因で食道静脈瘤を発症しています。
もう少し説明を加えると、移植したさい帯血のリンパ球が、僕の肝臓を異物として攻撃し(免疫反応)、それによる肝機能障害で肝臓が硬くなり、肝臓内の血管(門脈)の圧力が上昇して血液が肝臓内に流れ込みにくくなり、その血液が逆流して、食道の静脈に大量に流れ込んだ結果、静脈に瘤(こぶ)を作っているのです。
この瘤が破裂してしまうと洗面器一杯分も吐血して命に関わるため、定期的に入院して処置を受けています(今月、また入院して3度目の処置を受ける予定)。
この食道静脈瘤と同じ理屈で、どうやら大腸の静脈にも瘤ができてしまっているようです(写右下のボコボコしている部分が静脈瘤)。
しかしながら、大腸の静脈瘤は、食道に比べると出血の可能性は低いようです。食道は胃酸の影響で出血しやすいけれども、大腸には酸がないということのようで、そのため特に治療も必要はないようです。
でも、今回ポリープを切除した際、静脈瘤のせいで通常よりも出血が多かったようで(写真右上)、患部はクリップで止血してくれました(写真左下の白いものがクリップ)。

やはり定期検査は重要

ということで、思いがけずポリープと静脈瘤が見つかった今回の大腸内視鏡検査ですが、これ以上先延ばしにせずに今回受けておいて本当によかったです。ポリープががんになってしまうと、また手術だなんだと大ごとになりますからね。
先生曰く、「昨年の大腸がんといい、今回のポリープといい、高山さんは大腸にこういう病変ができやすいようなので、やはり最低でも年に一回は内視鏡検査で見ていったほうがいいですね」とのこと。
改めて、定期的な検査の大切さを実感した次第です。
脳腫瘍にしても、悪性リンパ腫にしても、白血病にしても、大腸がんにしてもそれぞれ3ヶ月〜半年に1度のペースで定期的に検査をして再発や転移をチェックしています。
今回の大腸内視鏡検査は、たまたま通常のサイクルよりも検査を受けるのが遅くなってしまいました。CTは受けていたのでそちらで安心して少し先延ばしにしていた部分もあります。ただ、体の表面から画像検査を受けるのと、内視鏡検査で実際に臓器を見るのとは、見つけられる病変が異なります。
改めて、必要な検査は適切なタイミングでしっかり受けていこうと肝に銘じた次第です。
病気は早く見つけられれば治療の選択肢が増え、治せる可能性も高くなります。
健康なみなさんも、健康診断や人間ドックやがん検診などは、どうか面倒がらずに受けてくださいね。
自分のためにも、大切な人のためにも。