小野リサのコンサートでうとうと→IZAKAYA VINでワイン。

昨晩、社内のミーティングを途中で抜け出し(すまん>ISLチーム)、小野リサのコンサートに行って参りました。
場所は東急文化村のオーチャードホール。
彼女のコンサートは初めてだったんですが、いやー、思った以上にすばらしかったです。あの声、ナマで聞くとより一層癒されますねー。あまりにも気持ちが良くなってしまい、うとうとしてしまいました・・・。
あ、もちろん退屈な訳ではないです。マッサージしてもらっている時に、あまりにも気持ちが良くてうとうとしてしまうのと、全く同じ感覚。コンサートでこんな経験をしたのは、初めてでした。
曲目としては、主に今年リリースされたThe music of Antonio Carlos Jobim “IPANEMA”Soul&Bossaの収録曲が中心でした。
前半がAntonio Carlos JobimのBossa Nova中心で、後半がRay CharlesとかStevie WonderとかのSoul中心。
どちらも良かったですねー。The music of Antonio Carlos Jobim “IPANEMA”はこの間買って聞いていたんですが、Soul&Bossaは持ってなかったので、コンサート終了後、早速発注してしまいました。
あと、アンコールでは、The Christmas Songも歌ってくれました。
あの声で「Merry Christmas, to you」とかささやかれて、最高でした。
そう言えば、去年のこの時期は、平井堅のKen’s Barで、やはりThe Christmas Songを聞きました。平井堅バージョンも良かったけど、小野リサバージョンもすばらしかったです。
ああ、また彼女のコンサートがあったら絶対行こう。
さて、コンサート終了後。
せっかく渋谷にいるので、渋谷でご飯を食べてから帰ろうということになりました。じゃ、前日に引き続いてワインバーを開拓しよう(名目:ワイン部活動の下調べ)、ということで、行ってきたのがIZAKAYA VIN。前日のワイン部活動の店選びの時に、吉田(旧)部長から候補に挙がった店です。
初めて行ったんですが、「すばらしい!」の一言。
僕、常連になります。
まずは普通にグラスのシャンペンからスタート。
2杯目は白にしようと思ったところ、店の人の提案で、シャンペンを、ブルゴーニュの赤用みたいな底部分が広がった大きなグラスで、炭酸を飛ばしながら飲んでみることに。こんな飲み方初めてだったわけですが、これがいけます!飲んだのはChampagne La Closerie。
Champagne La Closerie
ナッツ香を含んだしっかりした香りがグラスの中で広がって、すばらしい。
これがまた、しっかりした味と野菜感のあるラタトゥイユや、フォアグラとイチジクのパテとナイスマッチングです。
次に頼んだ料理は、牛テールの赤ワイン煮込み。
じゃ、いよいよ赤ワインを、ということで店の人に相談。しばしのディスカッションの上、ボルドーの赤なら、今これが一押しということで、セレクトしたのが、ボルドーのCh?teau Bel-Air Lagrave。
Ch?teau Bel-Air Lagrave
1982というグレートビンテージ。もちろんそれなりのお値段だったわけですが、結婚記念日を兼ねたディナーということで、いいよね、ということに。そう、僕は今月5日の結婚記念日を、例のカンファレンス前後のバタバタで、すっかり忘れていたのです・・・。
さてこのワイン、すばらしくうまい!
抜栓直後も十分にうまいんですが、時間が経つにつれての味の変化がすばらしかったです。
さすがのグレートビンテージ、さすがの25年もの。
牛テールの赤ワイン煮込みも、とろとろで柔らかくて、すばらしくおいしい。
この両者のマリアージュは、これまでで一番でした。
食事の後、お店の加藤さんといろいろと話したんですが、このお店は、「他では飲めないような良質なフランスワインを、ストレートなフランス料理と一緒に楽しんでいただく」という考え方でやっているとのこと。加藤さんのご両親が30年ほど前に始めた家族経営のお店だそうです。
だから、最近多い創作フレンチみたいな料理は出さないし、New Worldのワインも置かないとのこと。
そう言えば、隣の席の人は、あのChateau Margauxのセカンドワイン、Pavillon Rougeを、なんとグラスで!飲んでましたよ。
いいワインをグラスで楽しめるのも魅力です。そして料理も、僕が好きなビストロ系、フレンチ王道ど真ん中系です。オランダに住んでた頃に行った、パリのセーヌ河畔のビストロを思い出します・・・懐かしい。
あぁ、すばらしい店に出会ってしまった・・・。
ちょくちょく足を運びますよ。
でも、少々財布が心配です・・・。

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「小野リサのコンサートでうとうと→IZAKAYA VINでワイン。」への2件のフィードバック

  1. TAKA社長殿
    ご無沙汰してます、上海のみゆぴです。TAKA社長の経営から趣味に亘る豊富な話題に触れたくてときどきこのサイトを覗かせてもらってましたが今日が初レスです。早いもので、昨年このブログでも取り上げていただいた結婚式から早くも今日で満1年となりました。その節はありがとうございました。
    さてさて、ボサノバと小野リサ。私もボサノバ大好きです。私の場合は、とくに夭逝した女性ボーカリスト・ナラ=レオンの歌声のファンなんですが、小野リサも大好きです。
    この小野リサのCD、実は上海ではとてもよく見かける商品なんです。中国進出に積極的なA-vex(浜崎あゆみetc)に混じって必ずといってよいほど日本語歌曲のコーナーに並んでいます。(でもポルトガル語だぞ!)
    この小野リサさん、実は本年5月には上海で野外コンサートも開催。私は予定が合わず行けませんでしたがかなり好評だった模様。
    ちなみに私は「深夜静まり返った世界で聞くボサノバ」(空気がどんどん澄んでいくような感じ!)と「けだるい初夏の昼下がり、まどろみながら聞くボサノバ」(全身脱力、毛穴全部開放系!)が大好きです。

  2. みゆぴ先輩、ご無沙汰してます!
    先日はみんなと一緒に上海に行けず、残念でした。
    また、結婚式からちょうど一年ですか。早いですねー!
    さて、みゆぴさんもボサノバ好きだったんですね。
    僕もナラ・レオンのCD、何枚か持ってますよ。
    全身脱力系、いいですよねー。今度お会いしたときは、ぜひビジネス談義だけじゃなく、ボサノバ談義しましょう!

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