2011年12月23日

退院後初めてのMRI検査の結果と、ブログの影響(近況報告)

先週16日(金)と今週20日(火)に、外来で女子医大病院に行って来ました。

16日は退院後初めてのMRI検査(この日は検査のみ)。20日は毎月の診察(MRI検査に基づいて)と2ヶ月に1回の抗がん剤(ニドラン/ACNU)の点滴でした。

本当は診察のある昨日20日にMRIの予約も取れればよかったのですが、残念ながらいっぱいだったため、MRIは日を前倒しして16日(金)となりました。主治医のTM先生には「MRIは1月の診察日でもいいですよ」と言われたのですが、検査結果が気になるので、先延ばしにするより前倒しのほうがいいと思い、この日にしました。

9月に退院して以降、基本的に毎月1回通院しています。通院時には診察はもちろん、その月によって点滴やMRI検査などを受けます。MRI検査は3ヶ月に一回行うため、9月の退院後は今回が初めてです。

20日に、脳神経外科のTM先生、放射線科のKM先生が、それぞれMRIの画像を見ながら説明してくれました。お陰様で、MRI検査の結果は全く問題ありませんでした。前回8月の退院前に受けたMRI検査の画像と比較して経過を見ていくのですが、腫瘍を摘出した部分の周囲の脳の状態も落ち着いてきていて問題なく、もちろん脳の他の部分にも異常は見られず、順調とのこと。脳神経外科のTM先生からも放射線科のKM先生からも「順調ですね」との言葉をいただき、非常に安心しました。これで安心してクリスマスと年末年始が迎えられます(笑)。

診察の後は点滴を受けました。ケアルームという部屋で一人がけのリクライニングソファに座って、吐き気止めの点滴15分+抗がん剤(ニドラン/ACNU)30分ほど。ジョブズ本を読みながら問題なく終了しました。

僕の場合は抗がん剤治療を受けても、点滴中もその後も、気持ちが悪くなるといったような副作用が全くと言っていいほどありません。この日もこの後普通に病院内の食堂でビーフカレーを食べて(笑)、一人で電車に乗って帰りました。あえて言うと、翌日以降に少し便秘気味になるくらいです。ただこれは恐らく抗がん剤というよりもその前に点滴している吐き気止めの影響ではないかと思います。

点滴の後は、入院していた病棟のナースステーションに寄り、お世話になった看護師さんたちに差し入れを持って近況報告をしてきました。今回は、入院中の僕のメイン担当の看護師だったKさん(癒し系)とも、入院中に「水曜どうでしょう」のDVDを貸してくれたSさん(楽しい系)ともお会いできてうれしかったです。みなさんにはメッシの写真を見せびらかしてしまいました(笑)。

2ヶ月ちょっと過ごした病棟は、いつ行っても、入院中の居心地のよさを思い出して落ち着きます。でも、二度と入院しない、再発させないと決めているので、居心地のよさは思い出の中に留めたいと思っています。

さて今回の診察では、先生方がみんな僕のブログを読んでくださっていて驚きました。TM先生やKM先生はもちろん、薬剤師のI先生までも。

実は先日、某SNSで主治医の一人であるYM先生とつながり、メッセージをやり取りしました。その際に、僕がブログに病気のことを書いているとお伝えしたところ、YM先生はすぐに読んで下さり、「大変よみやすく、臨場感があり、そして”正確”なブログに或る意味感動しました」等と感想を寄せてくださいました。

そのYM先生が、病院内で僕のブログのことを紹介してくださったようです。確かにアクセスログ分析を見ると、女子医大からのアクセスが増えています。また他の医療機関や大学からのアクセスも増えてきているようです。

もともとブログに病気のことを書こうと思った理由の一つは、東京女子医大病院は悪性脳腫瘍(グリオーマ/神経膠腫)の治療成績(5年生存率)が他の病院に比べて格段に優れていることを、より多くの患者さんやそのご家族に知ってもらいたかったからです(もう一つは、将来の自分と家族のため)。実際、このブログがきっかけで女子医大を受診される患者さんも出てきています。

そうした理由で書き始めたので、医療関係者の方に読まれることはあまり想定していませんでした。医学的な観点での正確性という意味では記憶に自信がない部分もありますし。

でも主治医のYM先生は「読み進めていくうちに、医者の立場より患者さん目線で考える自分に気づいた事も驚きでした」との感想を寄せてくださいました。一患者の記録として、多少なりとも先生方のお役にも立てるのであればうれしいなと思っています。

  • にほんブログ村 病気ブログ 白血病へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ

★闘病記ブログランキングに参加しています。上の病名ボタンをクリックしてくださると、ランキングが上昇し、より多くのがん患者さんに僕の闘病記が届きます。よろしければクリックしてくださるとうれしく思います。3回のがんをがんを乗り越えた経験が、一人でも多くの患者さんに届きますように…

このエントリーをはてなブックマークに追加

【投稿者】nori 【コメント】コメント (2)

この記事と同じカテゴリーの記事はこちら

Facebookを利用してコメント

コメント

コメントの投稿は上記のFacebookのコメント投稿欄からどうぞ。投稿されたコメントは同欄に表示されます。2015/06/09よりコメントはFacebook経由でのみ受け付けています。下記欄に表示されるコメントはそれ以前のコメントです。

投稿者 こうちゃん361 : 2011年12月24日 23:34

私も水曜日に脳下垂体腫瘍の6ヶ月定期健診で「問題なし」と言われてホッとしたところです。悪性リンパ腫の方は年明けてすぐに3ヶ月検診。まぁそれだけ抱え込んでいるからには、短気にならずにじっくりとお付き合いをしないといけません。

私も15年ほど前に肋骨の腫瘍で入院したことがあり、その時はがんかどうかの判定が出ずに肺がん病棟に二ヶ月入院しました。結果は良性だったのですが、不安な思いをウェブ(ブログなんて便利なものはありませんでした)に綴ったら、先生や看護婦さんたちが読んでくれました。

「前向きに」をモットーに生きてはいますが、周囲で二人立て続けに転移した方が出て、やや落ち込んでいます。二人とも比較的早い時期での肺への転移ですから、今後の治療方針も大きく変更になるのでしょう。とにかく後悔のないように生きていきたいものです。

今日は大学生の娘も定刻に帰宅して、皆で夕食を囲みました。来春は就職なので、全員でのクリスマスは最後となりそうです。思いで深いものとなりました。

投稿者 オーシャンブリッジ高山 : 2011年12月26日 18:53

こうちゃん361さん、
いつもコメントありがとうございます!

ブログがない時代にWebサイトを更新されていとは、すごいです。
転移は心配ですが、前向きに、そして後悔のないように、ともにがんばりましょう!

娘さんも一緒のクリスマスディナー、いいですね!
僕も将来、学生になった娘と一緒に夕飯を食べたりお酒を飲んだりするのを目標にがんばります!

高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

主なカテゴリー

過去の記事

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

記事の検索

こんなソフトを販売しています

リンク

その他のリンク

  • にほんブログ村 病気ブログ 白血病へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ