2012年07月11日

医療マンガ「K2」にグリオーマ(神経膠腫)のオープンMRI手術が登場

昨日仕事をしていたら、ネタフルのコグレさんからLINEでメッセージが。「今週のイブニングというマンガ雑誌に、グリオーマの治療が出てきております。K2という医療漫画です。」とのことで、わざわざグリオーマ(神経膠腫とも呼ばれる脳腫瘍)患者の僕に教えてくれました。

ということで今朝の通勤の際にイブニングを購入。駅の売店で漫画雑誌を買ったのは初めてです(笑)。
初めて駅の売店で漫画雑誌を買った

早速、その医療マンガ「K2」のページを探して読んでみました。
イブニング掲載の漫画「K2」にグリオーマのオープンMRI手術が登場

この回のストーリーは、まだ子どもが小さいお母さんに脳腫瘍が見つかり、そのお母さんから「私はまだ死ねないんです!どうか先生のお力で治してください!」と懇願された医師が、通常の手術ではこのグリオーマ(神経膠腫)は完治が目指せないため、ある秘策を・・・という感じ。

医療漫画だけあって、医学的な情報も書かれています。こちらは神経膠腫(グリオーマ)の説明。
イブニング掲載の漫画「K2」にグリオーマのオープンMRI手術が登場

ガン細胞が神経線維に沿って染み込むように広がっていくため、正常な細胞との境界がわかりづらく、手術での摘出が困難とされ、ヒトのガンの中でも最も治療効果の悪いものの一つとされている

そして医師が手術の方針を検討しています。
イブニング掲載の漫画「K2」にグリオーマのオープンMRI手術が登場

グリオーマって最も難しい手術の一つですよね・・・・・・

・・・と、なかなか患者本人にとってもドキドキする内容が書かれています・・・。

そして何やら器材が検査室に持ち込まれるシーンの後、いよいよ手術が始まります。

イブニング掲載の漫画「K2」にグリオーマのオープンMRI手術が登場

これよりオープンMRI下でグリオーマ摘出術を行う!!

というところでこの回は終了。続きは7月24日(火)発売号に掲載されるようです。

さてこの最後に出てきた「オープンMRI」というのが、まさに僕が昨年受けた手術で使われた設備であり、僕の主治医である東京女子医科大学病院の村垣先生・丸山先生のチームが産官学連携で開発したものです。何度もこのブログで書いていますが、僕の脳に見つかったグリオーマ・グレード3は、このオープンMRI(術中MRI)のお陰で、5年生存率が25%から78%へと飛躍的に向上しました。

術中MRI(オープンMRI)に関するこのブログの関連記事はこちらからどうぞ。

▼東京女子医科大学のグリオーマ(悪性脳腫瘍)5年生存率は、なぜ平均の3倍以上なのか?
▼日経新聞に東京女子医大 村垣善浩教授の脳腫瘍手術に関する取り組みが掲載(僕の主治医)
▼日経コンピュータ「業務を変えるコンシューマーIT」にZyncroと女子医大が登場。
▼退院のご報告。

上記記事でも紹介していますが、最近、テレビや新聞をはじめとするマスメディアで、女子医大の村垣先生のチームによる脳腫瘍手術に関する取り組みが取り上げられることが増えています。そして今回は、マンガで取り上げられました。

このマンガの作者さんも、恐らく女子医大に取材に行ったのではないかな、と思っているのですが、これは次回の診察の際に先生に確認してみようと思います(笑)。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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