2012年08月24日

体調面で気になることをSNSでつぶやくと、主治医の先生がコメントをくださる時代

昨日の朝、何気なくFacebookに、このような書き込みをしました。

昨晩娘を寝かしつけているときに、見えにくくなっている視野左下が突然おかしくなった。一晩寝て視野の異常は軽減したものの、ちょっと頭が痛い。

すると、たくさんの知り合いから「だいじょうぶですか?」「無理するなよ!」といったコメントをいただいたんですが、それらに混じって、

症状的には古典的片頭痛のようですが、次回mrいつ予定ですか?

というコメントが。コメントをくださったのは、なんと僕の主治医のYM先生でした。
僕から先生にはこのようにお返事をしました。

ちょうど来週月曜日にMRI、翌火曜日午前中にTM先生の診察です。症状としては、昨晩遅く娘を寝かしつけているときに、突然視野左下に残像のようなものが見え(手術直後と似た状況)、あるいは視界の歪みのようなものが現れ(手術前と似た状況)、その後視野左下だけではなく正面も見えにくくなり、PCやiPhoneの画面や文字が見難くなりました(これも手術直後と似た状況)。一晩寝て、今は視覚に関する問題は治まっていますが(左下が見えにくいのは変わらず)、若干頭が重い感じがしています。とは言いつつ、朝、普通に電車で出社して、先ほど某大学教授の先生とのミーティングを終えましたので、大丈夫ではあります(笑)

すると再度先生からこのようなお返事がきました。

来週mrとはタイミングいいですね。脳病変を念のため確認できるので。

対する僕のお返事。

そうですね、本当にタイミングよかったです。何もないといいんですが(と言いつつ、きっとなにもないだろうと高をくくっていますが。笑)

すると先生もこうおっしゃってくださいました。

私もそう思ってます。火曜いますのでいつでも寄ってください

僕はうれしくなって、こうお返事しました。

ありがとうございます!ではお言葉に甘えてちょっとお邪魔します!

この一連のやりとりで、僕が非常に安心したことは言うまでもありません。特に最後の「私もそう思ってます」というお言葉に。

そして、診察予約もいっぱいでお忙しいはずなのに、「いつでも寄ってください」と言ってくださって、本当に心強く思いました。

東京女子医大の脳腫瘍(グリオーマ)の最新治療は、特に最近、テレビや新聞、雑誌等のマスメディアでよく取り上げられています。そのため、全国からグリオーマ患者さんが女子医大に集まっているようです。ですからYM先生たちは非常にお忙しいはずなのですが、こうして気さくに接していただいて、本当にありがたい限りです。

もちろん、全ての医師、全ての患者で、このようなやり取りが実現するわけではありません。今回のケースでは、たまたまYM先生もFacebookをやっていたこと、たまたま僕が見つけて友だちリクエストを送ったら承認してくださったこと、たまたま僕が書き込んだコメントを先生が見つけてくださったこと、などの特殊要因により成り立ったケースです。

それでも、患者と医師が、病院の外のソーシャルネットワーク上で、こうして体調を報告し、それに対するアドバイスを送るということが、実際に実現したのです。ソーシャルネットワークの一つの可能性であり、また今後の医療の一つの可能性でもあります。

このFacebook上での一連のやりとりを見た、僕の幼なじみの女の子が、こんなコメントをくれました。

お大事に。心配だけど、なんかちょっと安心しました。

パリから届いたこの幼なじみのコメントを見て、僕自身もなんだかホッとしてしまいました。


■このブログの関連記事:
▼ソーシャルネットワークで病院での診察時間が短縮した話 #miil

▼東京女子医科大学のグリオーマ(悪性脳腫瘍)5年生存率は、なぜ平均の3倍以上なのか?

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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