2014年08月26日

アンパンマンカレーとうなぎ弁当とHLA検査:白血病・悪性リンパ腫闘病記(44)

前回の闘病記からの続きです。

入院中のKさん、Yさんからの差し入れ、うなぎ弁当。

◼︎2013年7月3日(水)。入院52日目。抗がん剤治療開始から44日目。

この日も熱が下がらず、朝から抗生剤の点滴を二つ。セフェピムとバンコマイシンです。

点滴と前後して、担当医のMY先生が来てくれたので、前日に谷口先生が来てくれたことのお礼をお伝えしました。MY先生も、「あれ?もう来たんですか?」という感じで、谷口先生の素早いアクションに驚いていたようです。

MY先生は、これまでの治療方針に関する話を受け、以下のように言いました。

金曜日にHLA検査をする予定です。その検査結果を受けて、骨髄バンク、臍帯血バンクにマッチするドナーが登録されているか、検索してみましょう。

週末に外泊ができるかどうかは、血球の上がり具合次第ですね。
熱に関しては、外泊直前に抗生剤を点滴し、外泊中は飲み薬の抗生剤を飲めば大丈夫でしょう。

HLA検査については、まだ移植治療を受けると決めたわけではありませんが、念のため化学療法と平行して、早めに骨髄バンク、臍帯血バンクに適合するドナーが登録されれいるか検索しておきましょう、という前々日のGY先生との話を受けての話でした。

前日の谷口先生からの話も含め、この頃には、

化学療法だけでやめて退院して、再発を恐れて生活しながら、結局3分の2の確率で再発してしまい、それから移植治療に入って、半年とか一年とか入院することになるのであれば、早いうちに移植して、6〜7割の生存率に入って、早く退院して、家族三人で暮らす生活を取り戻す方がいいのかもしれない。

とも思い始めていました。

一方、目の前の話として、週末に2回目の外泊ができそうというのは、うれしいニュースでした。

お昼は、温めなくてもそのままご飯にかけて食べられるアンパンマンカレーを、病院食のご飯にかけて食べました。当時の娘の好物です(笑)。

病院で食べたアンパンマンカレー

午後、朝の採血による血液検査の結果が出ました。気になる白血球は、前々日の500からいきなり増えて6,700になっていました。

夕方、ロビーで電話をしている時に、主治医のGY先生が通りかかったので立ち話をしました。

白血球も増えているので、週末は外泊できそうですね。血小板も増えているので、先日のような倒れての出血などについても、過度に心配しなくてもよさそうです。

とのことで、いよいよ2度目の外泊が近づいてきました。

また、GY先生には、谷口先生が早速来てくださったことのお礼もお伝えしました。

◼︎2013年7月4日(木)。入院53日目。抗がん剤治療開始から45日目。

この日の朝、それまでの抗生剤の点滴の効果で、ついに熱が36.8度に下がりました。

それも受け、朝、翌日の金曜日から土日にかけての外泊許可が出ました。

朝、MY先生が来て、

血球も上がってきているので、週末は外泊できますよ!
明日の朝まで抗生剤の点滴をして、それから点滴のラインを抜きましょう。そして外泊に行かれてください。

日曜日に外泊から戻ってきていただいて、月曜日にMRI検査をし、火曜日から抗がん剤治療 Hyper-CVAD/MA療法の3コース目を始めましょう。

と言いました。ついに念願の2回目の外泊が決定しました。

午後、家内がお見舞いに来てくれたので、久しぶりにシャワーを浴びました。前回、脱衣所で倒れて以来です。

今回も同様の事態が起きると心配なため、シャワーを浴びる間、脱衣所で家内が控えていてくれました。幸い、何事もなく無事にシャワーを浴び終わりました。

その後、友人のKさんとYさんがお見舞いに来てくれました。Kさんは二回目です。心配していただき本当にありがたいことです。

お二人は、僕が病院食に苦しんでいることを気遣って、なんとうなぎ弁当を差し入れに持って来てくれました。

お二人に、脱衣所で意識を失って額を割った話などをしていたら、Kさんから、

高山さんのマシンガントークが復活していてよかった。

と言われました。

確かに、前回Kさんが来てくださったHyper-CVAD療法の直後時よりは、MA療法の後のこの頃の方が、副作用の影響も軽かったように思います。

お二人からいただいたうなぎ弁当は、本当においしく、ありがたくいただきました。やはり食事は大切だなと思いました。おいしいものを、おいしいなあと思って食べることが大事だと思いました。

その点でも、翌日からの外泊が一層楽しみになりました。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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