2014年09月18日

間違った思い込みを書き換えて、新しい思考を現実化し、病気を治す:白血病・悪性リンパ腫闘病記(53)

前回の闘病記からの続きです。

娘が病院に持ってきてくれた綱島の地図が描かれたお菓子

◼︎2013年7月15日(月)。入院64日目。抗がん剤治療開始から56日目。

前日に抗がん剤・分子標的薬(リツキサン)の点滴がひと段落したこともあり、この日は食欲も回復してきました。一方、副作用で舌の痺れが出てきました。食事に影響があるというほどではありませんでしたが。なお、抗がん剤の副作用としてよく言われる味覚への影響はありませんでした。

この日の朝、仲のいい看護師のWさんと話しました。

高山さんのように、自分で病気や治療法を調べて、自分で選択するのが大切だと思います。その結果、高山さんは移植をせずにケモ(化学療法)だけで治す方向を志向されています。その感覚は大切だと思います。この病気になると、どうしても治療が移植に流れがちです。でも、自分の感覚を信じて選択することが大切だと思います。

以前から、治療方針に関する先生との話も含め、いろいろ相談しているWさんのこの言葉には、大変勇気付けられました。自分の考えている方針が間違っていないと考えることができました。Wさんには以前の「病は気から」の話に続き、また勇気付けられました。

Wさんからはこんな話も聞きました。

化学療法を8コースやり切るためには、感染症への注意が非常に重要になります。高山さんはご飯もしっかり食べられているし、うがい、手洗いもちゃんとしているので、その点は大丈夫だと思いますが。
虎の門病院の13階は、血液内科でも移植前提の患者さんや、移植治療中の患者さんが中心です。5、6階は混合病棟で、血液内科の患者さんでも移植をしない化学療法の患者さんや、自家移植の患者さんが、他科の患者さんと一緒にいます。

これを聞いて、初めから13階に入院していた僕は、「ああ、やっぱり先生は最初から移植を視野に入れていたんだな」と思いました。

午後には娘と家内がお見舞いに来てくれました。娘は僕に、地元綱島を思い出せるようにと、綱島の地図が描かれたお菓子を持ってきてくれました。地元のおいしいケーキ屋さん、ヴェルプレさんのお菓子です。娘と家内の心遣いに感謝しました。

お見舞いの前後には、数日前に探った、自分の潜在意識にあった間違った思い込みや、自分を縛り付けている無意識の制約について考えていました。

▼潜在意識にある間違った思い込みが病気を引き寄せる:白血病・悪性リンパ腫闘病記(50)

自分は精神的に強い人間である
自分もいずれ、本当に辛い『闘病』を経験しなければいけない

これらの思い込みについていろいろと考えを巡らせた結果、下記のような考えに至りました。

自分は自分が思い込んできたような強い人間ではない。本当は弱い人間であり、家族や周囲の人たちの支えがなければ生きていることすらできない。だから、自分で勝手に描いた「こうあるべき」という姿を演じるために、無理をする必要はもうない。その「あるべき姿」を手放し、無理をすることをやめれば、病気は治る。
「いずれ自分も、父や妹と同じように、がんになる」「いずれ自分も、父や妹と同じように、辛く大変な闘病生活を送らねばならない」という潜在意識にあった間違った思考が現実化してしまった。ということは、その間違った思い込みを完全に手放して、「自分はもう病気になる必要はない。病気を手放して健康な身体を取り戻す」という思考に完全に書き換えれば、その新しい思考も現実化し、病気は治る。

「自分もいずれがんになる、闘病することになる」という思考が現実化したのであれば、その思考を新しい思考で書き換えれば、その新しい思考も現実化するはず、ということに思い至ったのです。思考の上書きインストールです。

これにはかなりの確信を持ちました。これまでの人生でも、様々な思考を現実化してきたからです。受験、就職、転職、起業、経営、結婚といったポジティブなものから、前述の病気や、入院に関するネガティブなことまで、「思考が現実化する」ということについては、それまでの人生で体感的に理解し納得していました。

だから、間違った思考をしっかり上書きできれば、病気を治すことができると思えるようになりました。そしてそのために、瞑想やアファメーションに取り組むことになりました。

といっても大したことではありません。夜寝る前に、自分の呼吸を意識し、思考を落ち着けて、瞑想状態になってから、

自分はもう病気になる必要はない。病気を手放して健康な身体を取り戻す
「あるべき姿」「〜ねばならない」を手放し、無理をすることをやめる

などと、頭の中で繰り返し自分に言い聞かせるだけです。これは今でもずっと続けています。かなり潜在意識も上書きされてきました。

それでもまだ、家内や会社の幹部メンバーから「無理しないで!」と注意されることもあるのですが(笑)。長年染み付いた潜在意識の上書きには時間がかかるようです(汗)。

でも、病気についての間違った思い込みは、もうきれいに上書きされ、手放されたように感じています。その点からも、もう白血病・悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ腫)も、脳腫瘍(グリオーマ)も、再発はないと信じています。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

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