2019年04月12日

当たり前の有難さ

ここのところ諸事情で忙しくしており、ブログの更新も滞っていました。

ようやく心身ともに落ち着いてきたので、久しぶりに投稿します。

先日、東京女子医科大学病院に行ってきました。3ヶ月に一度の脳腫瘍の定期検査と診察です。

前回は1月でした。

スタバにて

MRI検査

病院に着いて、まずは脳のMRI。今回は造影剤なしです。

検査の受付に知り合いの方がいたので、少しおしゃべりしました。

この方は、8年前の入院時に、放射線照射の受付をされていた方です。当時、お見舞いに来てくれた妻がベビーカーに載せた娘を連れて、病室から放射線照射室まで付き添って来てくれたことがありました。それからこの方とは娘のことなどをお話しするようになりました。

この日も、「あの頃ベビーカーに乗っていた娘も四年生になりました」などと近況報告をしました。

MRIの検査そのものはいつもの通りで、今回も轟音の中でうとうとしているうちに検査は終わりました。

村垣先生の診察

その後、地下から二階に移動して、脳神経センターの待合で待機。

しばらくして順番が来て、村垣先生の診察室へ。

僕からは近況報告をいろいろと。先日の谷口先生とのディナーのことなどもお話ししました。

そして村垣先生はMRIの画像を見てくれました。「問題ないですね」との村垣先生のお言葉が今回も聞けました。

当たり前の有難さ

手術からまる7年が経ちもう「問題ない」のが当たり前になっているのですが、でもその当たり前が、本当に貴重で有難いことだと、改めて感じています。

当たり前の日常が突然崩れ落ちる瞬間を、これまでに何度か経験してきました。そのための準備を心のどこかでしつつ、そしてそれがあるがゆえに、毎日を悔いのないように精一杯生きよう、と思って過ごしています。

別に毎日、脳腫瘍悪性リンパ腫白血病の再発を恐れてビクビクしながら生きているわけではありません。

実際は全く逆で、脳腫瘍も悪性リンパ腫も白血病も、もう治ってしまった、完治している、だから今後再発することはない、と思っています。これは僕の確信です。

一方で、自分自身が経験した過去3回のがん告知のことを思い出したり、あるいは家族のがんを知らされたときのことを思い出したりすることが、今でもあります。だから、どんなに正しいと思う道を歩いていても、突然に予想外の事態が起きてしまうことがある、ということも経験的に知っています。

だから、自分はもうがんにはならない、再発もしない、と信じつつ、心の別の部分では、今日のこの1日は、当たり前のように見えるけれども、実際はさまざまな巡り合わせの結果、奇跡的に与えられたかけがえのない1日であり、だからこそ悔いのないように生きなければ、といつも思っています。

ここしばらく、遠方に出かけるなど、何かと忙しかったのですが、ようやく心身ともに落ち着いてきました。

改めて、自分が今やるべきことをきちんと見極めて、当たり前の有り難さを忘れずに、粛々と日々を送っていきたいと思います。

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高山の著書

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治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
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東京女子医大 脳神経外科 村垣教授と
虎の門病院 血液内科 谷口部長が推薦。
脳腫瘍、悪性リンパ腫・白血病を乗り越えた闘病記。
がん闘病と向き合うための心構え満載。

プロフィール

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校→早稲田大学 政経学部→アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ→Web関連ベンチャー→(株)オーシャンブリッジ設立・代表取締役社長就任→現在、同社ファウンダー。横浜市綱島在住。趣味はおりがみ。2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)摘出手術を受けて成功、ただ視野の左下1/4を失う。2013年5月からは7ヶ月間入院して悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病の抗がん剤治療を受ける。帯状疱疹後神経痛も発症。2016年10月に2つのがんから卒業(それぞれ5年、3年経過)。しかし2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、さい帯血移植治療を受ける。現在は元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※最近、メールやFacebook等で個別にご連絡やご相談をいただくことが以前よりも増えております。私の時間と体調の許す限りはご返事差し上げていますが、全てのご連絡にご返事できるとは限りませんことをご了承ください。

※また、病気や病院に関するご質問をいただく際には、事前に私の著書「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご質問いただけると助かります。最近いただく質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます

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