2019年06月12日

思いを伝えるためには言語はあまり関係ない

先日、スロベニアの友人が綱島まで遊びに来てくれました。

XLABのJureとオーシャンブリッジ中田さんとカフェカルディにて

オーシャンブリッジの海外パートナーのXLAB社の社長、Jure(ユーレ)です。オーシャンブリッジ社長の中田さんと一緒に来てくれました。

スロベニアのテクノロジーベンチャーのXLABとオーシャンブリッジは、2007年に提携を発表してからのお付き合いです。

XLAB社長のJureとは、その2007年からずっと、ビジネスの枠組みを超えた大切な友人として家族ぐるみで付き合っています。

今回、オーシャンブリッジとのビジネスで来日したということで、忙しいスケジュールの合間を縫って、綱島のカフェカルディまで会いに来てくれました。

最近もメールではやり取りしていたのですが、会うのは久しぶりだったので、お互いに積もる話で長いこと話し込んでしまいました。

僕の直近の闘病経験(急性骨髄性白血病)の話をしたり、僕の2冊目の本のテーマについてアイディアをもらったり(一冊目はこちら)、またお互いの家族の話をしたりしたのですが、時間が進むに連れ、かなり突っ込んだ話になりました。

例えば、自分が闘病中や闘病後に気づいたことや、病気から学んだこと。

さらに、僕が最近よく考えていること、例えば、

宇宙が生まれてから現在までの時間軸から見た、人間の命の短さ。
宇宙の空間的な広さから見た人間の存在の小ささ。

そうした人間が認識できる時空を超えた別の次元、別の世界がある可能性(量子力学的な多世界解釈/超弦理論的なパラレルワールド/リサ・ランドール的な五次元宇宙)。

そして、それらから考えるこの世における人生、命の意味。

こうした、抽象的・哲学的で曖昧模糊とした考えや思い、アイディアなどを英語で相手に伝えるのには、苦労を伴います。

自分の思いを伝えるために最適な言葉や表現を、自分の英語のボキャブラリーの中から探しながらの会話となります。

でも、伝えるために言葉にしようとすること、つまり抽象的な考えを具体的な言語で表現しようと努力することが、その考えの輪郭を明確にし、また深めていくことにつながります。

さらに、会話の中で相手からまた別の見方や別の表現の仕方を与えてもらえれば、それも考えの深化につながります。

久しぶりのJureとの再会は、そんな会話が長く続きました。

でも、彼との再会の後に改めて思ったのですが、自分の思いを伝えるのに最適な表現を探すという作業は、日本語で話していても一緒です。もちろん英語とは難易度の違いがありますが。

でも結局、日本語で話していても、伝えきれない思いはあります。全てを伝えきること、全てを理解してもらうことは難しいです。

そう考えると、結局、言語というのはあくまで伝達手段に過ぎず、もっと大切なのは、自分が相手に伝えたい思いやアイディアを持つことだと、改めて実感しました。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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