2014年04月15日

女子医大での脳のMRI検査の結果と診察の内容

昨日、今日と、二日連続で東京女子医科大学病院へ行ってきました。

前回の診察(先月)を受け、グリオーマ(悪性脳腫瘍)の再発チェックの定期検査を再開していただくことになり、昨日は脳のMRI検査、今日はその検査結果に基づく診察でした。

昨日のMRI検査は何も問題なく無事に終了。頭のMRIは久しぶりでしたが、さすがにもう何度も何度も受けているので、今回もあの轟音の中でうとうとしてしまいました(笑)。

そして今日の診察は、脳神経外科の村垣先生から。予約時間より早めに病院に着いて受け付けしたせいか、ほぼ予約時間通りに診察室に呼ばれました。

お陰さまでMRIの結果は問題ないとのこと。過去のMRI画像とも比較し、特に変化がなく、問題がないことを確認してくださいました。

いつも自分でも、大丈夫だろう、再発はないだろうと思いながら検査を受けて診察に臨んではいるものの、やはり先生の口から「大丈夫ですね」と言われると安心します。

この昨日の検査画像については、脳神経外科の診察前に、すでに放射線科の先生も読影して問題ないことを確認済みとのことで、「しっかりダブルチェックしてますから!」とのこと。心強い限りです。

その後、近況報告。村垣先生はFacebook経由で引き続き僕のブログも見ていただいているようで、非常に話がスムーズでした。帯状疱疹後神経痛の件や、虎の門病院での白血病・悪性リンパ腫の維持療法の件など、「リリカは効かないですか?」「参考にした論文、MD Andersonのでしたっけ?」「初期治療は標準治療があるけど、維持療法はなかなか論文がなく、決まったやり方がないんですよね」などと先生の方からお話ししてくださって、スムーズに情報共有ができました。

続いて、放射線腫瘍科の前林先生の診察です。

改めてMRI画像を診てくださり、問題ないとのこと。もう一度、ひと安心。

でも気をつけなければならないのは、去年の虎の門病院での白血病・悪性リンパ腫の治療の際に使った抗がん剤が、血液関門を通って脳に行って、がん細胞をやっつけている可能性もあるとのこと。

一般的には、普通の抗がん剤は、血液脳関門を通過することができず、脳には入ることができない、つまり脳腫瘍には有効ではないと言われています。だから脳腫瘍には血液脳関門を通過することができる一部の脳腫瘍専用の抗がん剤しか使えない、ということになります。

しかし、一般の抗がん剤でも多少は通ることもあるようで、僕の場合も、昨年の抗がん剤の一部が脳に届いて、グリオーマ(悪性脳腫瘍)の再発を防いだという可能性も否定することはできない、とのこと。

何もしなくて再発が見られずに状態が落ち着いているのであれば安心なのですが、この抗がん剤の影響で落ち着いている可能性も捨てきれないため、その抗がん剤治療が終わっているこれからは改めて、安心せずにきちんと見ていく必要があるとのこと。これを聞いて、改めて気が引き締まりました。

また、「髪の毛は生えてきたのですが、体重がなかなか増えません」という話をしたら、「体重については、今は食べた分をそのまま消耗している段階。もうしばらくすると増え始めるはず。そうすると今度は際限なく増えていくので、そうなったら食べる量に注意しましょう、とのこと。

その他、僕が会社で会長になった話などをして、診察は終了。

会計を済ませて、病院を後にしました。

そうそう、昨日の検査の後には、先月の外来診察時にお会いできなかった、看護師のKさんにもお会いすることができました。女子医大での入院中、主担当看護師として、いろいろと面倒を見てくださり、大変お世話になった方です。昨年の虎の門病院への入院時も、心配してすぐにお見舞いに飛んできてくださいました。

今回はその時以来の再会。事前にメールをやり取りし、会議のために夕方に出勤してきたばかりの私服姿のKさんとお会いして、しばらく立ち話をして旧交を温めました。

最近、複数の病院に通うようになって感じるのですが、病院によって、自分が受ける印象というか、感じる雰囲気というかが、全然異なります。女子医大に行くと、何故か落ち着くというか、温かい感じを受けます。だからと言って、もう入院するのはこりごりですが(笑)。

これからは3ヶ月に1回のペースで、女子医大で脳のMRI検査をして診察を受ける予定です。次回は7月、その次は10月。今後もずっと問題がないことを信じています。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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