2014年09月30日

がんに感謝、がんにさようなら:白血病・悪性リンパ腫闘病記(56)

前回の闘病記からの続きです。

◼︎2013年7月17日(水)。入院66日目。抗がん剤治療開始から58日目。(続き)

この日、お見舞いに来てくれた大学時代の同期のOから言われた

そう言えば、大学時代から、「自分はがん家系だから、自分もいずれがんになる」って言ってたよね

いう言葉に驚き、やはり思考は現実化してしまうんだなと再認識した後、さらに病気について自分の内面を深掘りしていきました。すると、病気になるまで、下記のような思い込みを持っていたことに気づきました。

人生はプラスマイナスゼロ。常に幸せでい続けるということはあり得ない。幸せがあれば不幸もある。何かを得るには相応のコストを払わねばならず、それは幸福も一緒。

自分は仕事でもプライベートでも幸せで、恵まれている。だからいずれどこかで不幸な体験もすることになる。そうしないとバランスが取れない。

もちろん、今ではこの思い込みが間違っていると自分でも分かっています。幸せのために不幸も必要だなんて思考は間違っています。

でも病気になるまでは、この間違った思い込みは、潜在意識どころか顕在意識に堂々と居座っていました。何がきっかけでこんな間違った信念を抱えるようになってしまったのかは、今となっては全く覚えていません。でも以前は日常生活の中でも折に触れてこういうことを考えていました。

そしてこれも、僕が2回もがんになった理由の一つだと思いました。

こうしたことを考えるうちに、このような間違った思い込みや、家族や社員のありがたさ、本当の自分の弱さに気づかせてくれた病気に対する感謝の気持ちが生まれてきました。脳腫瘍白血病・悪性リンパ腫にならなければ、これらの間違った思い込みを抱えたまま、その後も病気を引き寄せて生きていくことになったはずですから。また、家族や社員の本当のありがたさや、本当の自分に気づかずに、表面的に生きていくことになったはずですから。

上記以外にも下記の記事に書いたような間違った思い込みに気づいていました。

▼潜在意識にある間違った思い込みが病気を引き寄せる:白血病・悪性リンパ腫闘病記(50)

▼間違った思い込みを書き換えて、新しい思考を現実化し、病気を治す:白血病・悪性リンパ腫闘病記(53)

▼20年前からの思い込みが、がんを招いた:白血病・悪性リンパ腫闘病記(55)

2回目のがん(白血病・悪性リンパ腫)で長期間入院している間に、これらの間違った思い込みに気づき、それらを手放すことができました。その結果、病気も手放したので、このまま完治してしまうはずです。

だから今でも、毎晩寝る前に行っている瞑想とアファメーションの中で、間違った思い込みを手放すための言葉とともに、以下のように言い聞かせています。

リンパ腫さん、これからの人生をより幸せに、より健康に生きていくために大切なことをたくさん気づかせてくれて、ありがとうございました。

でも、それらに気づいた今、もうリンパ腫さんの役目は終わったと思います。これからはリンパ腫さんに頼らず、自分の足で歩いていきます。もう僕の身体から出て行ってもいいですよ。これまでありがとうございました。さようなら。さようなら。
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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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