2015年02月05日

インフルエンザその後/柴胡桂枝湯に期待/大球性貧血

柴胡桂枝湯

先日書きましたように、インフルエンザウイルスに感染してしまいまして、先週の31日(土)から昨日4日(水)までの5日間、自宅安静・外出禁止ということで、家から一歩も出ず、さらに家の中でも個室で隔離生活を送っていました。

インフルエンザの吸入薬であるイナビルを使った上で、娘や家内にインフルエンザをうつさないように、普段使っていない和室に布団を敷き、基本的にその部屋から出ず、食事は家内に運んでもらっていました。部屋を出る時はマスク着用。娘も念のためマスク着用。

その自宅安静・外出禁止令も今日で解除されました。ただ、依然として、微熱、咳、鼻水の症状が続いています。熱はここのところ37度〜38度前後。基本的に37度前後の微熱が続き、たまに38度前後に上がります。そうすると対症療法として解熱剤のカロナールで下げます。そして鼻水と咳は止まりません。

これらの症状がインフルエンザの症状なのか、インフルエンザになる前からひいていた風邪の症状が免疫抑制のために続いているのか、よく分かりません。

ということで、外出が解禁にもなったので、先ほど、再度近所の内科を受診してきました。看護師さんや先生に、現在の症状に加え、一昨年の白血病・悪性リンパ腫の治療の内容や現在の維持療法(抗がん剤治療)の内容を話した上で、胸のレントゲン撮影と血液検査をしてもらいました。

なお、インフルエンザの再検査は不要とのこと。イナビルを使って5日経っていれば、もうウイルスは体内には残っていないはずで、人にうつす心配もない、ということのようです。ということは、症状の原因はインフルエンザ以外の可能性が高そうです。

検査の結果です。

胸のレントゲン検査は異常なし。肺炎の心配をしていたんですが、問題ありませんでした。

ただ血液検査で問題がありました。

やはり、ある程度予想していた通り、炎症反応を示すCRPが3.0(正常値0.4未満)と高い数値でした。この値から判断すると、残っている症状の原因は、ウイルス性の感冒(風邪)でしょう、とのこと。

治療としては、風邪の後期症状に有効だという、漢方薬の「柴胡桂枝湯」(さいこけいしとう)を処方してもらいました。

▼柴胡桂枝湯エキス顆粒 ツムラ漢方

風邪を初期に治しきれずにまだ微熱があり、悪寒がすることもある、はきけがあるというような症状を伴う「かぜの中期から後期の症状」に用いられる

これはちょうど今の僕に効きそうな感じで期待大です。ずっとひいていた風邪がこれでスパッと治ってくれるといいなと思います。

さて血液検査ではCRP以外にも問題が指摘されました。MCVとMCHの数値が高く、大球性貧血の可能性があるとのこと。対処としてはビタミンB12や葉酸を摂るべきかもしれないが、これについては虎の門病院の先生と相談してください、とのこと。

帰宅してから、過去3ヶ月の虎の門病院での血液検査の結果を見直してみました。すると、MCVもMCHも、この間ずっと正常値より高い値で推移していました。つまり、虎の門病院の主治医のGY先生はすでに承知の上、ということです。

ちょっと調べてみたら、やはり抗がん剤(抗腫瘍薬)の副作用で大球性貧血になることがあるようです。

▼巨赤芽球性大球性貧血: 赤血球産生低下による貧血: メルクマニュアル18版 日本語版

他の原因には,DNA合成を阻害する薬物(一般的に抗腫瘍薬や免疫抑制薬),まれな代謝疾患(例,遺伝性オロチン酸尿症)などがある

GY先生としては、この程度の貧血は、現在の維持療法での抗がん剤治療中はやむなし、と判断しているものだと思います。念のため、次回の定期診察時に相談してみようと思います。

ということで、今日の診察の結果としては、

・インフルエンザは完治。
・ただしウイルス性の感冒が残っているので、漢方薬の柴胡桂枝湯に期待。

ということになりました。本当にここ数週間、免疫抑制のために完治しない微熱と咳にずっと悩まされてきたので、柴胡桂枝湯には大変期待しています。効いてくれ〜!

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投稿者 マロン : 2015年2月 9日 11:51

ブログ初めて拝見しました。
脳腫瘍後の悪性リンパ腫・白血病とのこと、どれほどの大変さか察します。

10年以上昔ですが、息子が悪性リンパ腫が白血化、急性T細胞性白血病となり、2度の再発ののち骨髄バンクで移植し今は元気に生活しています。
1年強入院治療後、半年の維持療法終了直後に再発。
再入院後は化学療法では治せないとの判断でドナー登録。
幸運にも6座一致のドナーが見つかり、コーディネートも完了し移植を翌月に控えたところで2度目の再発。
医師から終末医療の選択肢も言われたが、移植にかけ、再度化学療法後寛解となり移植に踏み切り成功。今に至っています。

長々息子の(それもずいぶん昔の)経緯を書き連ね申し訳ありません。

でもこんな絶望的な状況でも希望をもってして挑めば光が見えます!
お辛いとは思いますが、奥様・お嬢様のためにも希望を持ち続けてください。

投稿者 オーシャンブリッジ高山 : 2015年2月10日 10:52

マロンさん、コメントありがとうございます。
息子さん、二度も再発し、移植されたとは、それこそ本当に本当に大変な闘病生活だったことと推察いたします。
でも移植が成功され、本当に良かったですね。
こういったお話をお聞きすると、私も本当に勇気付けられます。

私もこれから何があろうと希望を捨てず、必ず娘の二十歳の誕生日を家内と三人でお祝いしたいと思います。
重ね重ね、コメントありがとうございました。

高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

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