自転車の信号無視や歩道徐行違反の取り締まりが強化:2015/6/1に道路交通法改正

*本記事の引用元の記事が間違っていることが分かりました。「“青切符”的な制度が導入」云々というのは間違いです。正しくは「自転車の危険行為が3年以内に2回以上繰り返されると安全講習が義務付けられる」ということです。詳しくは下記訂正記事をご参照ください。

▼6月1日施行の改正道路交通法での自転車の安全講習義務化に関する訂正記事|オーシャンブリッジ高山のブログ

先日、ネットで下記の記事が話題になっていました。
▼自転車の取り締まりが強化! 6月1日の道路交通法改正の注意点 | All About News Dig(オールアバウト ニュースディグ)
常日頃、マナーの悪い自転車に困っていた僕にとっては朗報です。

今回の改正の最大のポイントは、自転車の取り締まり強化です。ほとんどの方(特に子供たち)は知らないと思いますが、道交法上自転車は軽車両なので、違反をすると免許がなくても取り締まりの対象となります。

察しの良い方はもうお分かりだと思います。6月1日以降、自転車にも、いわゆる“青切符”的な制度が導入されるのです。反則金レベルで済みますから、警察としてもどんどん摘発することになるはずです。教え子で警察に勤めている者に聞いてみましたが、「少なくとも上はそう考えています。現場レベルでどのくらいきちんと対応できるかですね……」と言っていました。

自転車で青切符の対象となる違反行為としては、今回の改正道交法の中に下記の14項目が挙げられています。

1.信号無視
2.通行禁止違反
3.歩行者専用道での徐行違反等
4.通行区分違反
5.路側帯の歩行者妨害
6.遮断機が下りた踏み切りへの進入
7.交差点での優先道路通行車妨害等
8.交差点での右折車妨害等
9.環状交差点での安全進行義務違反等
10.一時停止違反
11.歩道での歩行者妨害
12.ブレーキのない自転車運転
13.酒酔い運転
14.安全運転義務違反

以上をもとに、日常、通勤・通学・買い物等で自転車に乗る際に気をつけるべきポイントをまとめると以下のようになるとのこと。

・道路の左側を通行しなくてはならない(右側通行は一発アウトです)
・歩道がある道路では、原則車道を走らなくてはならない。止むを得ず歩道を通行する場合は、徐行しなくてはならない
・歩道がない道路の路側帯(道路の端に引かれた白線)で歩行者の通行を妨害してはならない
・スピード違反(道路の標識より遅い速度でも、歩行者に危険な状況があれば摘発の対象となります)
・一時停止の標識(止まれ)では、一旦止まって足を地面につけなくてはならない
・一方通行路で「自転車は除く」という条件がついていない場合は、逆走してはならない
・携帯電話やイヤホンで音楽を聞く等のいわゆる「ながら運転」
・夜、無灯火での走行
・道路等周囲に危険が生じる場所に自転車を放置すること

少なからず見かける行為です。でも、もう「違反だとは知らなかった」では済まされません。
日々の生活の中で、マナーの悪い自転車にヒヤッとすることが少なくありません。歩道を我が物顔ですり抜けていく自転車。横断歩道を渡るときに信号無視で突っ込んでくる自転車。
僕は4年前の脳腫瘍摘出手術の後遺症で視覚障害(左下四分の一半盲)があるため、余計に危険を感じるケースが多いと思うのですが、仮に視覚障害がなくても危ないと感じるケースは少なくありません。
数年前に、当時のオーシャンブリッジの渋谷宮益坂オフィスに行く際、宮益坂の横断歩道を青信号を確認して渡ろうとしたら、坂の上から中高年の男性が自転車に乗ってすごいスピードで横断歩道に突っ込んできて、僕のすぐ目の前にいた若い女性を跳ね飛ばしました。女性は真後ろに倒れて、後頭部を強打しました。僕が救急車を呼び、警察の現場検証に立ち会いました。あの時、ほんの少しタイミングがずれていたら、僕が跳ねられていました。
そこまで悪質なケースではなくても、普段、家の近所で横断歩道を渡ろうとすると、平気で信号無視をして横断歩道を横切っていく自転車がいます。僕は左方向が見えないので、いつも左から自転車や車が来ないか気をつけながら渡っています。そうするとおろそかになった右側から自転車が突っ込んできたりします。もちろん信号無視は、道交法違反で取り締まり対象です。
また、歩道を歩いていると、平気な顔をしてチャリンチャリンとベルを鳴らして、歩行者を退かせようという自転車もいます。
改正道交法では、前述のように以下のルールになります。

歩道がある道路では、原則車道を走らなくてはならない。止むを得ず歩道を通行する場合は、徐行しなくてはならない

歩道が歩行者優先なのは当たり前。やむを得ない場合でも自転車は歩道では徐行です。徐行違反も取り締まり対象です。ベルで歩行者を退けようというのはもってのほかです。僕はベルが聞こえても、いつも聞こえないふりをして無視しています。
また自分だけではなく、娘と歩いていても、すごいスピードで娘の脇をすり抜けていく自転車がいると、ヒヤッとします。もし娘が少しでも左右に歩く向きを変えたら引っ掛けられてしまったかもと恐ろしくなります。
僕自身も以前はマウンテンバイクに乗っていましたが、脳腫瘍摘出手術後の視覚障害と、白血病・悪性リンパ腫の治療に伴い、もう乗ることはないだろうと、友人(Namak Cafeのマスターのシンさん)に譲ってしまいました。だから僕が自転車事故の加害者側になることはないと思います。でもこれから小学校に上がる娘は、自転車に乗る機会も増えると思うので、他の人に迷惑をかけないよう、しっかり教えてあげたいと思います。
今回、道路交通法というルールの改正に留まらず、警察の交通課には本当にしっかり取り締まりをしていただいて、ルールを厳密に運用することで、日常生活の安全を脅かす迷惑自転車を根絶して欲しいと思います。
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▼[N] 2015年6月1日以降は道路交通法改正で自転車の取り締まりが強化

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▼6月1日施行の改正道路交通法での自転車の安全講習義務化に関する訂正記事|オーシャンブリッジ高山のブログ

「自転車の信号無視や歩道徐行違反の取り締まりが強化:2015/6/1に道路交通法改正」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。私も高山さんと同じ脳腫瘍を患い、今大変落ち込み悩んでおります。現在40歳で11歳の息子と6歳の娘がおります。できれば、高山さんと連絡を取りたいのですが可能でしょうか?お忙しいとは思いますがよろしくお願いします。

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