2015年12月05日

白血病・悪性リンパ腫の寛解から丸2年/目標に日付を入れたアファメーション

先日、2015年11月28日に、白血病・悪性リンパ腫の完全寛解から丸2年が経過しました。

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2年前のこの日、6ヶ月の抗がん剤治療の効果を見るためのPET-CT検査の結果の結果、完全寛解との診断が下りました。

僕の白血病・悪性リンパ腫は、「B細胞性リンパ芽球性リンパ腫」というタイプで、進行が非常に早く、週単位で進行する高悪性度のものでした。「急性リンパ性白血病」と同じ病気です(がん細胞が同じタイプで同じ治療をする)。

でも、進行が早いということは、逆に言うと、抗がん剤が効きやすいということでもあります。そのため、R-Hyper-CVAD/MA療法という、多剤併用で大量の抗がん剤を半年以上の長期にわたって投与する強力な化学療法を受けました。その治療が功を奏して、画像検査の結果では腫瘍が見つからない「完全寛解」に至りました。

もう一点、進行が早いということは、早い時期に再発することが多いということでもあります。そのため、脳腫瘍を含めた他のがんの場合、治療から5年再発しなければ(一旦は)治ったとみなすところを、3年経過すれば大丈夫でしょう、と先生から言われています。

つまり、他のがんでは5年を境に再発率が大きく下がるのですが、B細胞性リンパ芽球性リンパ腫の場合は3年以内の再発が多く、3年無事に経過すればその後の再発率は非常に低くなる、ということです。

その3年のうち、2年が経過したことになります。残りあと1年です。

そして悪性脳腫瘍(グリオーマ)の方は、昨日2015年12月4日で、手術(2011年7月4日)から4年5ヶ月が経過しました。こちらは前述のように手術から5年が一つの目安となります。そのマイルストーンまで、あと7ヶ月です。

もちろん、治療から3年もしくは5年が経過したとしても、その後の再発の可能性がゼロになるわけではありません。治療から5年や10年経ってから再発するケースもないわけではありません。でも、自分も含めたがん患者にとっては、3年/5年というのが一つの大きな目標になっているのではないかと思います。

僕自身は毎日、この3年/5年のマイルストーンまで残り何年何ヶ月なのかをいつも意識しています。なぜなら、毎晩寝る前に布団の中で行っている瞑想の冒頭で、下記のようなアファメーションをしているからです。

●年●ヶ月後には、虎の門病院の先生から、B細胞性リンパ芽球性リンパ腫の克服・根治・完治を宣言してもらう。

●年●ヶ月後には、女子医大の先生から、グリオーマの克服・根治・完治を宣言してもらう。

いわゆる「夢に日付を入れる」のような、目標の具体化のひとつです。そしてこの「●年●ヶ月」の部分が、毎月の4日、28日にそれぞれ1ヶ月ずつカウントダウンされていきます。このカウントダウンの日には、毎月のことながら、「また目標に近づいた」と感慨を覚えてしまいます。

こうして具体的な日程とともに、病気が完治したときのイメージ(先生からの宣言)を自分自身に毎晩言い聞かせることで、無意識のレベルに目標を刷り込もうとしています。それが実現することを信じて。

自分の中では、悪性リンパ腫・白血病も、グリオーマも、「もう治ったもの」と考えています。悪性リンパ腫・白血病は、化学療法が終わって寛解との診断がおりた時点で、グリオーマは、手術で腫瘍が全摘出された時点で、がんは治ったのだと考えています。

悪性リンパ腫・白血病については、まだ抗がん剤の維持療法は続いていますが、それは「もう治った病気が万が一再発するのを防ぐためのもの」であり、現時点ではがんは消えてなくなっているものと考えています。

ただ、ともに再発の可能性は残っています。その再発の恐怖にいつもとらわれているということはないのですが、でもやはり、一般的に目標とされる3年/5年のマイルストーンを何事もなく通過して安心したいという思いはあります。そしてそれを先生の口から言って欲しいという気持ちがあります。

前述のように、3年/5年が経過しても再発の可能性がゼロになるわけではないので、先生が「完治しましたね」というようなはっきりした言葉で断言されることはないと思います。でも、何らかの言葉で「ひと区切りがついた」ことを表現してくれるものと思っています。

白血病・悪性リンパ腫はあと1年。グリオーマはあと7ヶ月。一歩ずつ確実にマイルストーンに近づいています。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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