2018年08月28日

帰国直後の高熱、その後の話

前回の記事で、帰国後に40度近い高熱を出して、急遽、虎の門病院を受診した話を書きました。

▼帰国直後の高熱/移植したさい帯血が白血病を抑え込む/医師の観察眼

首相官邸

しかしその後も体調は低空飛行を続けており、何度か虎の門病院のお世話になっています。

前回の記事で書いた予約外での湯浅先生の診察は8月初旬でした。

その数日後には、以前から予約していた定期診察で山本豪先生の診察。

この診察の時は体調的には問題なかったのですが、タイミングの悪いことに、帰宅してから37.5度の発熱と下痢。

その後もしばらくは37度前後の微熱の日が多く、なかなかすっきりしません。

すると先週のある日の早朝に、38.6度の高熱で目が覚めます。

虎の門病院の電話受付が始まる時間を待って電話し、山本豪先生と会話。この時点では前に処方してもらった解熱剤(カロナール)のお陰で37度台に下がっていたこともあり、「とりあえずはカロナールで様子を見て、明日の朝、まだ熱が高いようだったら電話して病院に来てください」ということに。

しかし翌朝の時点でも、熱は37.8度。山本豪先生に電話して、虎の門病院に向かうことに。

予約外のため、内科処置室で採血(血液培養検査含む)し、その後、胸のレントゲン撮影。血液検査の結果が出た後に、山本豪先生の診察。

先生によると、血液検査の結果を見ても、感染による炎症反応を示すCRPはそれほど高くない、レントゲンの結果も問題ない、ということで、恐らくなんらかの小さな感染を起こしているんでしょう、との診断でした。

しかし前回の湯浅先生の診察以降もなかなか治らないということで、今回は、抗生剤のオーグメンチンを処方してもらって様子を見ることになりました。高熱の症状に対しては手持ちの解熱剤(カロナール)で対応します。

ちなみに、いつもの定期診察でチェックしている血液検査の項目については、肝臓の数値は少し改善、また血球は問題なし、ただし血小板は少し減少、でした。

その翌日の午後には熱は39.0度に上昇。解熱剤だけでは間に合わずに氷枕も使って熱を下げます。

高熱と同時に、身体中の関節、というか関節付近の腱、筋が痛み出します。肩、手の指、股関節、膝、足の指の付け根、など。

また熱が上がると、帯状疱疹後神経痛の痛みも強くなります。痛みに応じて医療系麻薬のオキノームも投入します。

その翌日も38度前後をさまよっていたため、引き続き氷枕や解熱剤を使って熱を下げます。

そして、つい先日の朝、ようやく36.9度となりました。解熱剤が切れている状態の体温です。まだ微熱状態ではありますが、一時に比べるとかなり平熱に近くなり、体も楽になりました。関節の痛みも治まってきています。

このまま落ち着いてくれることを願いつつ、残りの抗生剤を飲みきりたいと思います。

しかし今回はさすがに、何度か入院を覚悟するタイミングがありました。昨年、さい帯血移植後に入退院を繰り返したときのことが頭をよぎりました。自宅で39度を超える高熱が出ると、なかなかキツいものがあります。

でもなんとか入院せずに乗り切りました。かなり綱渡りではありましたが。その間、家族にはいろいろと助けてもらいました。

娘は折に触れて、「パパ、もう絶対に入院しないって、約束だよ」と言います。もちろん、「がんという病気そのものが理由の入院」と、「これまでの治療で免疫力が下がったことによる感染症での入院」とは意味が異なることは理解してくれています。でも短期間でも、パパが病院に行ってしまうのはとても寂しいようです。

せっかく先日の家族旅行で楽しい思い出を作ってきたので、また家族に寂しく辛い思いをさせてしまうことのないように、感染予防には改めて留意していきたいと思います。

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プロフィール

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校→早稲田大学 政経学部→アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ→Web関連ベンチャー→(株)オーシャンブリッジ設立・代表取締役社長就任→現在、同社ファウンダー。横浜市綱島在住。趣味はおりがみ。2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)摘出手術を受けて成功、ただ視野の左下1/4を失う。2013年5月からは7ヶ月間入院して悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病の抗がん剤治療を受ける。帯状疱疹後神経痛も発症。2016年10月に2つのがんから卒業(それぞれ5年、3年経過)。しかし2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、さい帯血移植治療を受け、いまも闘病中です。

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メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※最近、メールやFacebook等で個別にご連絡やご相談をいただくことが以前よりも増えております。私の時間と体調の許す限りはご返事差し上げていますが、全てのご連絡にご返事できるとは限りませんことをご了承ください。

※また、病気や病院に関するご質問をいただく際には、事前に私の著書「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご質問いただけると助かります。最近いただく質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます

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