男なのに冷え性なのは痩せたから/凄腕マッサージ師Sさんによる対策

ここのところ、家族で外出したとき、自分だけ「寒い寒い」と言っていることがよくあります。
マカロニグラタン、きのことベーコンのソテー、生ハムのサラダ


それで妻に「なんか僕だけ寒がってるよね」と聞いたら、

「やっぱり病気で痩せて、最近の風邪でさらに痩せて、筋肉や脂肪が落ちたから、それで寒さに対する防御が薄くなって、寒さが体に直接入ってくるんじゃない?」

と言われました。この妻の話を、先日、十年来お世話になっている凄腕マッサージ師のSさんに聞いたら、

「奥さん、ドンピシャリです。」

とのこと。続けて以下のように言っていました。

人間の体の中で、多くの熱を生み出している(産熱している)臓器、つまり基礎代謝量の多い臓器は、筋肉と肝臓と脳で、それぞれ全基礎代謝量のおよそ20%ずつと言われています。
だから痩せて筋肉量が減ると、単純に体の中で作られる熱の量が減ります。さらにその筋肉の上にある脂肪が減れば、体内の熱が逃げやすくなったり、体外の寒さが体内に入ってきやすくなると思われます。

とのこと。道理で最近、家族より寒がりなわけだ。
というのも、記録をたどると、10月11日に体重が51.6キロで体脂肪率が6.7%だったのが、11月以降、風邪で何度か寝込んだ(関連記事1関連記事2)影響が出て、直近では体重48.7キロ、体脂肪率9.8%となっています。体重がほぼ3キロ減り、一方で体脂肪率がほぼ3%増えています。これは体脂肪が増えたのではなく、筋肉が落ちたことを意味します。
筋肉量の減少と、もともと体脂肪が少ないことが相まって、一層寒さを強く感じているようです。
ちなみに、おかげさまで胃腸にはほぼ問題がないため、ずっと食欲はあり、普通の成人男性と同じくらいは3食しっかり食べています。それでも体重が増えないのは、さい帯血移植後のGVHDの肝機能障害も影響していると思われます。食べたものが肝臓で栄養として代謝されないため、食べても筋肉や脂肪になりにくいのだと思っています。虎の門病院の血液内科部長の谷口先生からは、「忘れたころに太り始めるよ」と言われています。
僕は病気になる前から男のくせに冷え性で、なんでだろうと思っていたんですが、もともと痩せていて体脂肪率が低かったので、それが原因で冷え性になっていたんですね。
前出の凄腕マッサージ師Sさんは、当面の対策として、以下のようなことを教えてくれました。

まずは、少し散歩する距離を伸ばして、足とお尻の筋肉を増やすこと。マッサージをしてみると、以前より足とお尻の筋肉が特に落ちています。寝込んでいてあまり歩かなかったためです。ここをまず強化しましょう。
もう一点、外出時は、使い捨てカイロ(ホッカイロ等)を使った方がいいと思います。貼るところは、おへそ、腰、そして肩甲骨の間。この三箇所に貼れば、血のめぐりによって全身が温まるはずです。

なるほど。大変勉強になりました。さすが、僕が最初の病気(脳腫瘍)になる前から僕の体を触って、その変化を直に感じているだけあって、説得力があります。その意味では、主治医と同じようなものですね。体の変化を捉えて、それに対する治療を提供するという意味では一緒です。
痩せていると体力がないために疲れやすく、その疲労でも免疫力が下がってしまいます。そして冬はさらにそこに寒さが加わります。体が冷えると免疫力は下がります。「体を温めると病気にならない」とか言われる所以ですね。
ここ数日、ようやく風邪も落ち着いて少し元気になってきたので、ホッカイロを貼って散歩に出て、筋肉をつけたいと思います。