2019年02月03日

がん闘病ブログは健康な人にも価値があるのか?/カラーズ・ビジネス・カレッジ高田さんのブログより

僕が新卒で入社した外資系コンサルティング会社、アクセンチュアで一緒に仕事をさせていただいたカラーズ・ビジネス・カレッジ(CBC)の高田裕子さんが、先日のSPA!のインタビュー記事をきっかけに、僕のことをブログで紹介してくれました。


『3度のがんを経験した48歳が語る「私が生き残れた理由」』

高田さんは、僕が所属していたアクセンチュアの戦略グループ(経営戦略立案・実行支援などのコンサルティングを大企業に提供する部門)のセクレタリー(秘書)をされていて、グループの責任者のパートナー(役員クラス)など、僕の上司に当たる方々のサポートをされていました。

当時のアクセンチュアはとにかく猛烈な会社で、深夜残業は当たり前、仕事の品質へのこだわりは尋常ではなく、僕も何度上司に怒鳴られたことか・・・。でも僕は蹴飛ばされたことがないだけまだマシ、という感じでした。(言っていいのかな?笑 でも今はまともな会社になっているようですよ)

そうしたどう猛な獣のような(笑)上司たちを手なづけて、マネジメントして、プロジェクトが円滑に進むように支援していたのが、高田さんでした。まさに猛獣使い(笑)。

しかしそうした上司たちは、当然ながら仕事は超優秀です。順次、戦略グループの責任者を務めた後、アクセンチュアの社長になっていきます。今の社長の江川さんも、前の社長の程さんも、その前の社長の村山さんも、みんな戦略グループ出身者です。みなさん、僕が若かりし頃に鍛えてくれた元上司たちです(江川さん除く)。

高田さんは、セクレタリーを務めたのち、アクセンチュアの人事・採用部門でマネージャーとしてキャリアを重ね、それらの経験を活かして、ビジネスパーソン向けのビジネススクールであるカラーズ・ビジネス・カレッジ(CBC)を設立し、活躍されています。

その高田さんが、上記のブログ記事で僕のことを紹介してくれました。

高田さんは、3年前、僕が「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を幻冬舎から出版し、脳腫瘍、悪性リンパ腫の2回のがんから卒業したころに、アクセンチュア時代の仲間との食事会でお祝いしてくれました。

2016年11月、前職同僚と「高山さんの生還祝い」をしたときの写真です。PET検査の結果、問題なし、がんが完治! 「がん患者」から「元がん患者」になったお祝いしました。まさかこんな食事会をできる日がくるなんて!本当に嬉しく、高山さんもよくワインを飲み、食事をして、たくさん笑った夜でした。

しかしその後、3回目のがんである急性骨髄性白血病が見つかります。

お祝いをした4か月後に、まさか3度目のがん「骨髄性白血病」が発覚し、8か月もの入院生活を送ることになるなんて・・・、本当に驚き、ショックでした。

このようにいつも僕のことを心配してくれ、お祝いもしてくれた高田さん。このブログも読んでくださっています。

高山さんが闘病記を綴っている「オーシャンブリッジ高山のブログ」は、同じ病の方やご家族の方にとり、病院選びやがんとの向き合い方だけでなく、生きる希望や勇気、大きな励ましになっているようです。闘病記ではありますが、さまざまな気づきや、物事に対する姿勢を教えてくれる学びの多いブログです。

このブログを「闘病記」にとどまらず、このように読んでくださっていることを知って、非常にうれしく思いました。

僕自身はこのブログを、自分が治療で経験したことをありのままに書くことで、これから治療を受ける同病の患者さんやそのご家族の参考になればと思って書いています。まさに闘病の記録、「闘病記」です。

ただ、そうした「闘病記」としての客観的事実に加えて、それを通じて自分が何を考えたのか、それが自分にとってどんな意味があるのかなども、できるだけ書くようにしています。それが同病の患者さんだけではなく、一般の健康な方にとっても、生きていく上でのなんらかのヒントになればと思って書いています。

がん闘病の経験そのものは、がん患者さんでなければ直接的な参考にはならないかもしれません。でもその経験から得たもの、気づいたものは、一般の健康な方にとっても、自分の人生や命を振り返る上で、普遍的な意味があるかもしれない、と思うのです。

高田さんの今回のブログ記事を読んで、高田さんが、僕のブログのそうした意図を汲み取って読んでくださっていることが分かり、ありがたいと思いました。

脳腫瘍悪性リンパ腫急性骨髄性白血病の患者さんから、このブログが役に立ったとお礼を言っていただく機会は、比較的よくあります。病院で声をかけられたり、メールでご連絡をいただいたりなど。もちろんそれはものすごくうれしいことです。「ブログが世の中の役に立ってよかった!」と実感し、ブログを書き続けるモチベーションの源泉になっています。

でもこのブログが、そうしたがん患者さんではない健康な方にも、何かしらの価値を提供できているのであれば、さらにうれしいです。

高田さん、ありがとうございました!また集まってワインを飲みましょう!

最後に、もう一箇所、高田さんのブログ記事から引用します。

自分が創業した会社を手放すことはとても勇気のいる決断だったと思います。「すごろくのような先の見えた人生よりも、何が起きるか分からない人生のほうが楽しい。」と明るく高山さんを支えている奥様も素晴らしい、高山さんは幸せですね。

はい!今がこれまでの人生で一番幸せです!


【高田さんのブログの関連記事】

▼3度のがんを経験した48歳が語る「私が生き残れた理由」 | ビジネススクール社長・高田裕子のドタバタ日記

▼『治るという前提でがんになった』 | ビジネススクール社長・高田裕子のドタバタ日記

高田さん、椎葉さん、げんちゃんと。

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高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。2016年10月に脳腫瘍、悪性リンパ腫の2つのがんから卒業。同年、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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