2021年11月08日

新型コロナワクチンは白血病の移植患者にも有効か?

先々週から先週にかけて、少し久しぶりに虎の門病院に行ってきました。先々週の金曜日、そして週末を挟んで先週の月曜日の2回行きました。

コロナウイルス 抗体検査結果

金曜日は血液内科と肝臓内科の診察。明けて月曜日は肝臓のMRI検査です。

血液内科の診察

血液内科は山本先生の診察です。

この日受けた血液検査の結果はいつものように問題ないとのこと。血球も、肝臓の数値も、腎臓のクレアチニンも。

新型コロナウイルスワクチンの抗体検査の結果


そして、新型コロナワクチン接種後の抗体検査の結果も教えてもらいました。

というのも、造血幹細胞移植治療で免疫力が低下する白血病悪性リンパ腫等の移植患者にも、ワクチンにより新型コロナウイルスの抗体ができるのか?ということを調査する臨床研究の一環で、僕も抗体検査をしてもらっていたのです。

【関連記事】▼白血病の移植患者への新型コロナウイルスワクチンの有効性に関する臨床研究/1回目の接種完了|オーシャンブリッジ高山のブログ

抗体検査の結果は見事、陽性でした。つまり抗体ができていました!
冒頭の画像がその検査結果の報告書です。

SARS-CoV-2抗体 S 3960
判定 陽性(+)

この結果を聞いて安心しました。「自分はワクチンを接種しても抗体ができないのでは?」と少し心配していたからです。

もちろん、抗体ができているからといって、気を緩めることはできません。健康な人がワクチンを2回接種していても、ブレイクスルー感染してしまうことはありますから。

でもワクチンのおかげで、自分の体内にもちゃんと抗体ができていると聞いて、少し安心しました。

なお、この「3960」という抗体の数値の評価については、今はなんとも言えないとのこと。現時点では学会でもまだ明確な基準値があるわけではありませんので。

でも、山本先生の周りの健康な人でも、ワクチン2回接種後の抗体の値がこのくらいの方は普通にいるとのこと。だから大丈夫でしょう、とのことでした。高いわけではないが、問題ないレベル、という印象でした。

肝臓内科の診察

血液内科の診察の後は、肝臓内科の診察でした。

村石先生の診察では、しばらく前にできた肝臓の門脈血栓の状況を血液検査で確認しました。

門脈血栓が見つかってから飲み始めた血液をサラサラにする薬(リクシアナ)のおかげか、血栓ができていることを示唆するDダイマーの値はは問題なく、血液検査の上では血栓が再びできている所見はないようです。

月曜日に肝臓を含めた首から下のMRI検査も受けたので、この日の血液検査に加えて画像検査でも血栓の状況を確認します。こちらの結果は次回12月の診察で聞くことになります。

また、肝臓の門脈圧亢進症による食道静脈瘤については、今回のMRIに加え、12月に内視鏡検査でも、触接見て確認します。

診察を終えて

ということで、抗体のことや血栓のことなど、いろいろうれしい診察日でした。

やはり自分の身体、自分の健康に関する心配が減るのは、うれしいものです。

4回のがんの再発可能性に始まり、肝臓の良性腫瘍、門脈圧亢進症、門脈血栓症、それらによる食道静脈瘤、発症以来8年続く帯状疱疹後神経痛、脳腫瘍の跡に起きている脳内出血などなど、健康上の心配事は挙げればキリがないのですが、それでも毎日、家で家族と一緒に普通の生活を送れていることは、本当にありがたいことです。

4回のがん闘病の辛い経験があったからこそ、選択してたどり着いた、今の生活です。

当たり前のように見える日々の生活のありがたさや、そんな生活の中に潜む幸せを大切にしながら、これからも生きていきたいと思います。

  • にほんブログ村 病気ブログ 白血病へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ

★闘病記ブログランキングに参加しています。上の病名ボタンをクリックしてくださると、ランキングが上昇し、より多くのがん患者さんに僕の闘病記が届きます。よろしければクリックしてくださるとうれしく思います。4回のがんをがんを乗り越えた経験が、一人でも多くの患者さんに届きますように…

このエントリーをはてなブックマークに追加

【投稿者】nori 【コメント】コメント (0)

この記事と同じカテゴリーの記事はこちら

Facebookを利用してコメント

コメント

コメントの投稿は上記のFacebookのコメント投稿欄からどうぞ。投稿されたコメントは同欄に表示されます。2015/06/09よりコメントはFacebook経由でのみ受け付けています。下記欄に表示されるコメントはそれ以前のコメントです。

高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

主なカテゴリー

過去の記事

2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

記事の検索

こんなソフトを販売しています

リンク

その他のリンク

  • にほんブログ村 病気ブログ 白血病へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ
  • にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ