2021年09月13日

エコーで肝臓の門脈血栓がなくなっていることを確認/生かしてもらっているということ

先日、虎の門病院に行ってきました。

肝臓の門脈にできた血栓をエコーで検査してきました。

肝臓のエコー画像

門脈に見つかった血栓と薬物治療

先月このブログに書いた通り、先日のCT検査で、肝臓の門脈という血管に血栓が見つかりました。

そのため薬物治療(リクシアナという血液をサラサラにする薬)を始めたのですが、その後の血液検査で早くも血栓が溶けてきている可能性が確認されました。

【参考】▼肝臓の門脈に血栓が見つかる|オーシャンブリッジ高山のブログ

そして今回、実際に血栓の状態を見て確認するために、腹部エコー検査を受けてきました。

エコーであれば、静止画を撮影して検査後に読影するCT等と異なり、検査技師さんが検査をしながら臓器や血流の動きなどを目で見て確認することもできます。

腹部エコー検査の結果

この日、検査の後、肝臓内科の村石先生に検査結果を説明していただきました。

冒頭の写真が、今回のエコーの検査報告書です。

報告書の内容からいくつか抜粋します。


【肝臓】
・肝実質:全体的にムラが強いが明らかなSOL(高山注:腫瘍、石灰化、血腫等)指摘できず。
・門脈〜上腸間膜静脈:明らかな血栓指摘できず

【脾臓】
Gamna-Gandy結節結節様の微細なstrong echoが多発している。

ということで、血栓は見つかりませんでした。
薬の効果か、溶けてなくなってしまったようです。

また、上記のように肝臓にムラが強いというのは、以前、組織を採って病理検査をして確認した通り、肝臓に結節性再生性過形成(NRH)ができているためと思われます。

【参考】▼食道静脈瘤の治療後の経過(EVL)と肝生検の結果|オーシャンブリッジ高山のブログ

また脾臓についても、結節のようなものが多発しているとありますが、これは、門脈圧亢進症により、食道の静脈だけでなく、脾臓にも血液が逆流して、血のかたまりを作っているためだそうです。門脈圧亢進症の患者さんにはよく見られるようです。

いずれにしても、村石先生によると、現時点で治療が必要な異常はないとのことで、安心しました。肝臓については、今後も定期的な検査で経過観察していきます。

なお、血栓を溶かすために飲み始めた薬(リクシアナ)は、念のため継続することにしました。

とりあえず、前回の血液検査に続いて、今回はエコーでも門脈の血栓がなくなっていることが確認でき、安心しました。

生かしてもらっているということ

最近、いろいろなところに問題が見つかるので、その検査のための通院や、治療のための入院がなかなか減っていきません。同様に薬もなかなか減らせません。

でも逆に言えば、それだけいろいろな病気がありながらも、生かしてもらっているということであり、実はありがたいことだとも考えられます。

今回のような内臓関係の病気だけでなく、最近見つかっている脳内出血などの脳の病変や、もう何年も前からの視覚障害、そして帯状疱疹後神経痛の激痛など、日常生活でちょっと困ることもいくつかありますが、それでも、家族と普通の生活を送ることができているのは幸せなことです。

病院の先生たちをはじめ、お世話になっているみなさんには本当に感謝しています。改めて、ありがとうございます。

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高山の著書

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治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や治療に関するご相談はお受けしておりません。

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