2012年07月31日

最後の抗がん剤点滴

今日は、月に一度の通院日で、東京女子医科大学病院に行ってきました。

朝一で病院に着き、受付を済ませ、採血。その後、脳神経外科の診察。今日はいつもの丸山先生がいらっしゃらないため、もう一人の主治医の村垣先生に診ていただきました。

最近、村垣先生とは、仕事関連ではお会いしたりしていたのですが、診察していただくのは本当に久しぶり。ということで、まずは最近の体調の報告から。

先日のソーシャル・エンタープライズ・カンファレンスでの講演の帰り道に、電車内で頭がクラッときて怖かったという話や、駅の構内でコンクリートの柱に激突して、まぶたが内出血して試合後のボクサーのように赤黒く腫れたという話をしたら、「ああ、Facebookでも書かれてましたね。大丈夫でした?」と言われてビックリ。まさに以前ブログに書いた「SNSで診察時間が短縮」という効果を改めて実感しました(笑)。

ちなみにこの頭がクラッとした件は、昨年の脳の手術と直接関係するかどうかはなんとも言えず、抗がん剤等の影響を含め、一連の治療で身体の対応力が以前よりも落ちているということかも知れない、とのこと。自分としてはもう治ったようなつもりで生活したり仕事したりしていますが、やはり身体は以前のままではないということのようです。改めていろいろと気をつけようと思った次第。

またせっかくなので、一年前の手術の結果(腫瘍摘出率)や病理検査の結果(悪性度/グレード)について、最近ちょっと気になっていたことなどを、改めて質問させていただきました。村垣先生は、当時のMRI画像や検査結果の報告書などを見ながら丁寧に詳しく説明してくださって、改めて納得し安心することができました。お忙しいのに本当に頭が下がります。

その後、放射線科の前林先生の診察。こちらも最近の体調を報告し、来週、退院後初めて乗る飛行機についての注意点などをお聞きしました。

そして、抗がん剤の点滴です。退院後も2ヶ月に1度、通院で続けてきた点滴(ACNU/ニドラン)も、今日で最後でした。全部で6クール(6回)点滴したことになります。今回も何も問題なく終了しました。

その後、点滴が終了したということをTwitterやFacebookに書いたら、たくさんの方から、「お疲れさまでした!」「おめでとうございます!」というメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。

僕の場合、抗がん剤治療は副作用もなく、辛いことや大変なこともなかったので、「やっと終わった・・・(涙)」というような感慨は、実はそれほどありません。

でも、これでがんをやっつけ、かつ再発させないための治療がひと通り終了し、後は定期的なMRI検査(3ヶ月に1回)と診察(毎月)で再発していないかをチェックしていくだけになります。明らかにひと区切りですし、「18年後に娘が成人した時に娘と奧さんと一緒にお酒で乾杯する」という目標目標達成に向け、階段を一つ上ったことになります。

これからも一歩一歩着実に階段を上って、18年後には楽しく幸せに目標を達成したいと思います。

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投稿者 こうちゃん361 : 2012年8月22日 11:52

治療に区切りがついたこと、本当に良かったですね。おめでとうございます。このまま順調に検査の間隔が少しずつ延びて、普通の生活に戻られることをお祈りしています。(大丈夫、前向きにさえ生きていれば、きっとそのようになりますよ!)

最初の治療から5年が経ち、還暦が目の前に迫ると、これからの人生の過ごし方を考えるようになりました。今までの「何とかあと5年だけは!」という目標から少し変わったように思います。いずれにせよ充実した時間を過ごし、悔いのない一生を終えたいと考えております。

投稿者 オーシャンブリッジ高山 : 2012年8月22日 14:49

いつもありがとうございます!
お陰様で、これで一段落となりました。
まだ、診察は毎月、MRI検査は3ヶ月おきなんですが、これもいずれ間隔が開いていくんでしょうね。
治療から5年が経って目標が少し変わってきたというのは、すばらしいことですね。僕も一日一日を大切に積み重ねて、家族とともに明るい将来を描いていきたいと思っています。

高山の著書

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎 税込1,188円)

脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。

プロフィール

高山知朗(のりあき):

1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。

2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う

2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。

2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。

2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。

2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。

現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。

連絡先

メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)

※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。

※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。

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