予想外の尿検査の理由

先週、急性骨髄性白血病の定期診察で虎の門病院に行ってきました。前回は、先生から「太らないね」と言われた4週間前です。
スタバで診察待ち

検査

まずは検査。いつもの採血窓口に行くと、今回は血液検査に加えて尿検査も入っているとのこと。しかも、主治医の山本豪先生の名前のオーダーではなく、血液内科部長の谷口先生の名前で。
「おかしいな、前回の検査と診察の後に、何か異常が見つかったのかな?」と思案しつつ、採血と採尿をしました。
検査の後は、いつものようにスタバで休憩。
それから主治医の山本豪先生の診察です。

山本先生の診察

診察での僕からの近況報告は以下の通り。

風邪をひいてしまい、しばらく微熱が続いていたが、ようやく治まってきた。
ただし喉の痛みや鼻水、鼻づまり、咳が残っている。
顔や手足の白斑はあまり変化なし。

山本豪先生からは血液検査の結果の説明。

●肝臓の数値
・AST 44→47→56
・ALT 65→64→82
・LD 202→192→213
ということで、多少増加してはいるが、およそ横ばいと見ていい状態。
●その他の数値。
・クレアチニン 1.17→1.24→1.31
こちらも増加はしているものの、様子見で良い。
・CRP 2.6→0.2→0.5
風邪をひいているために若干上昇。
・尿酸値 6.3→7.7→7.2
やはり移植の影響で腎臓に障害が起きているために尿酸値も上がっている模様。引き続き尿酸値を下げるフェブリクを服用。
●血球の値。
白血球 5.4→6.9→4.7
血小板 66→89→73
血小板はまた減ってしまったがおよそ問題ない。

以上の状況を考慮し、続いて薬の処方です。
いつもの薬に加え、風邪の症状が続いているので、PL顆粒を出してもらいました。
またここのところ、台風により気圧の変化が激しいせいか、帯状疱疹後神経痛の痛みが強いため、痛み止めの医療用麻薬のオキノームをいつもより多めに処方してもらいました。
そして、先ほどの尿検査のことも聞いてみました。
すると、今月予約が入っている移植後看護支援外来・移植後LTFU(長期フォローアップ)のために入っている検査とのこと。この場合は検査のオーダーは谷口先生の名前になるようです。
特に異常が見つかって検査のオーダーが入ったわけではありませんでした。ひと安心です。
そういえば、前回の移植後看護支援外来・移植後LTFUから、早いものでもう6ヶ月です。
あのころから、体力も体調もあまり回復していないような気もします。体重は増えるどころか減っています。さらに白斑といった新しい慢性GVHDの症状も出てきています。
でも、この半年の間に、家族で海外旅行に行けましたし、ワイン会にも参加できました。
回復した部分もあれば、横ばいの部分、あるいは下降気味の部分もあるのでしょう。
ここは改めて、焦ることなく、長期で回復していくことを信じましょう。引き続きゆっくりとやっていきたいと思います。

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