株式会社オーシャンブリッジ ファウンダー
高山 知朗 (たかやま のりあき)
2016年05月09日
お陰さまで先日の5月6日に誕生日を迎え、45歳になりました。
一年前のブログ記事を改めて見てみると、あの頃は維持療法の抗がん剤による免疫抑制で発熱が慢性化していて大変な時期でした。帰省の予定もキャンセルしていました。
その頃に比べると、今年は体調も体力もかなり回復していることを実感します。ゴールデンウィークの初日には日帰りで帰省することができました。また娘のお友だち家族が集まるイベントにもいくつも参加できました。
6日の誕生日当日のディナーは、家族にお祝いをしてもらいました。場所は僕の希望により、長年お世話になっている恵比寿の葡萄酒房allee。
誕生日のお祝いに、ママがシャンパンをサービスしてくれました。
家内と娘からは、誕生日プレゼントに、神奈川のクラフトビール、サンクトガーレンの夏限定パイナップルエールと、これからの季節に使えるビーチサンダルをもらいました。ビーチサンダルは、先日のハワイ旅行のときにお店で気に入ったものが見つけられなかったため、夏を前にうれしい贈りものです。
さらに、その翌日には、地元のお店で再度お祝いをしてもらいました。
45歳となった今年は、7月で脳腫瘍の手術から丸5年、11月で白血病・悪性リンパ腫の寛解から丸3年を迎えることになります。ともに、一応は治ったとみなされる節目です。
残念ながら、帯状疱疹後神経痛の激痛は相変わらずで、眠れなかったり、夜中や朝方に目が覚めてしまったりと、視覚障害や免疫抑制以上に現在のQOLを下げる最大の要因となっていますが、こちらは治療法がない以上、痛み止めの麻薬(オキノーム)を使ってコントロールしていくしかありません。
でも今の自分にとっては、がんの再発や命の心配をせずに暮らしていけることだけでもありがたいことです。
最後に、わざわざFacebook等でおめでとうメッセージをくださったみなさま、ありがとうございました。このブログ記事でお礼に代えさせていただきたく思います。
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【投稿者】nori 【コメント】コメント (0)
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ(幻冬舎 税込1,188円)
脳腫瘍、悪性リンパ腫(白血病)を乗り越えた闘病記。
病院選び、治療法選択、医師との信頼関係の構築、セカンドオピニオンなどの考え方も。
高山知朗(のりあき):
1971年長野県伊那市生まれ。伊那北高校、早稲田大学 政治経済学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略グループ、Web関連ベンチャーを経て(株)オーシャンブリッジ設立、代表取締役社長就任。現在、同社ファウンダー。横浜市在住。
2011年7月に脳腫瘍(グリオーマ)の摘出手術。後遺症で視野の左下1/4を失う。
2013年5月から悪性リンパ腫(B細胞性リンパ芽球性リンパ種/急性リンパ性白血病)の抗がん剤治療。合併症で帯状疱疹後神経痛も発症し、現在も激しい痛みと闘う。
2016年年9月、幻冬舎より「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を出版。
2017年2月、3度目のがんである急性骨髄性白血病を発症、同年4月にさい帯血移植治療を受ける。
2020年3月、4度目のがんである大腸がんの腹腔鏡下手術を受ける。
現在は妻、娘とともに元気に暮らしている。
メール: nori.tkym[at]gmail.com
([at]は@に読み替えてください)
※病気や病院に関する個別のご相談については、まず「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」をお読みの上、ご連絡いただけますようお願いします。いただくご質問に対する回答の多くが、すでにこの本に書かれております。ご理解お願いします。
※いただいたご連絡の全てにご返事できるとは限りませんのでご理解ください。
※過去の記事も上記リンクからご覧いただけます。
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